ポータブル電源は買うべき?
ポータブル電源をキャンプ用や災害用に使いたいんだけど、役に立つ?
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本記事では、ポータブル電源を買うべきなのか、災害時やキャンプ時などに役に立つのか解説します。
実際にポータブル電源を買った人から集めた口コミも紹介しているため、他の記事にはないリアルな声が聞けます。
- ポータブル電源は買うべき?
- ポータブル電源を買うメリット
- 実際にポータブル電源を買った人のリアルな感想
- ポータブル電源より蓄電池の方がおすすめ?
ポータブル電源は良い部分だけを並べて製品の購入を促すサイトもありますが、ポータブル電源は火災につながる恐れもあるため、本記事ではリスクも包み隠さず解説します。
ポータブル電源は買うべき?
ポータブル電源を買うべきかどうかは、キャンプ用で使用する場合は購入しても良いでしょう。
しかし必須ではなく、キャンプ以外の用途に使用しようと考えている方は以下5つの理由から買うべきではないと言えます。
- ポータブル電源から火災につながる恐れがある
- 家電製品に使用できない場合がある
- 保管が難しい
- メーカー選びが難しい
- 蓄電池より寿命が短い
ポータブル電源から火災につながる恐れがある
ポータブル電源は火災を引き起こす可能性があり、死亡事故も起こっているため安全性が低いと言えます。
消費者庁もポータブル電源の事故について以下の注意点を記載しています。
- 製造・販売元がはっきりしている製品を選び、また回収・リサイクルに対応しているか確認しましょう
- 使用中の感電に注意しましょう
- リコール対象製品となっていないか確認しましょう
多くのポータブル電源はリチウムイオンバッテリーを使用していますが、多くの製品が電気用品には安全性を確保するための電気用品安全法の規制対象外となっています。
規制がされていないため安全性が確保されておらず、製品や保管方法によっては火災につながってしまう恐れがあるのです。
メーカー選びが難しい
上記の方が開封済みの不良品を購入してしまったように、ポータブル電源はメーカー選びが難しい製品です。ちなみに、上記の方が購入したメーカーは「EcoFlo」です。
不良品を購入してしまうとそもそも製品として使用できない場合があったり、火災や事故につながったりする場合もあります。
ポータブル電源は製品に欠陥が生じているリコール製品が流通しているので電化製品に詳しくない方にはあまりおすすめできない商品となります。
ポータブル電源のリコール製品は消費者庁の「リコール情報サイト」で確認できるため、購入する方は事前に確認しておきましょう。
家電製品に使用できない場合がある
ポータブル電源を使用して家電製品の電気代を抑えようと考える人は多いですが、家電製品の消費電力に対応していない場合は使用できません。
例えばエアコンやストーブのような熱を発する家電製品は消費電力量が大きく、容量や出力が対応しているポータブル電源を事前に調べておく必要があります。
ポータブル電源を使用して家電製品の電気代を抑えるならば、導入費用はやや高くなりますが蓄電池の方がおすすめです。
2022年8月は猛暑が連日続いたため、エアコンを常に稼働させる必要があり電気代がバカにならない金額になった方も多いでしょう。
しかし蓄電池を設置している方はエアコンをフル稼働させても電気代がほぼ無料になっており、詳しくは以下の記事で解説しています。
保管が難しい
ポータブル電源は暑さや寒さに弱く、暑い場所に保管しておくと火災につながるため室内に保管しておく必要があります。
ただ、ポータブル電源は幅が30cm以上あるため家庭によっては置く場所がなく、保管が難しいのです。
その点、蓄電池も高温多湿は避ける必要がありますが、場所を取らない外に設置でき、悪質業者でなければ設置場所を一緒に考えてくれるため安心です。
蓄電池より寿命が短い
ポータブル電源の寿命は500〜2500回とされています。
例えばサイクル数1000回のポータブル電源なら、0%から100%まで充電した電気を0%まで放電して使い切ることを1000回した頃が寿命の目安となります。
用途やペースにもよりますが、ポータブル電源を使用できる期間は10年ほどが限界となるでしょう。
対して蓄電池の寿命は最大15年ほどあり、回数で決められていないためポータブル電源より長持ちします。
地球温暖化の進行によって今後より災害が増えると予想されているので、ポータブル電源より費用はかかりますが蓄電池を購入した方が身の安全は守りやすくなるでしょう。
ポータブル電源を買うメリット2選
ポータブル電源は事故が起きる可能性があり、蓄電池に機能が劣りますが、蓄電池にはないメリットもあります。
- キャンプの楽しさが倍増する
- 大規模な停電でなければ対応できる
キャンプの楽しさが倍増する
ポータブル電源は蓄電池にはない持ち運びができるメリットがあるため、キャンプに持っていけます。
- キャンプでご飯が炊ける
- 電気毛布やLEDランタンが使える
- 電気ケトルでお湯を沸かせる
ポータブル電源をキャンプに持っていくとできることが広がるので楽しさが倍増するでしょう。
ただ、重たく高温多湿に弱いため移動に不自由があることは把握しておく必要があります。
大規模な停電でなければ対応できる
ポータブル電源は蓄電池より容量や出力が小さいため数日間にも及ぶ大規模な停電には不十分ですが、数時間程度の停電であればさまざまな家電製品を稼働させることができます。
ただ、エアコンやストーブなど熱を発する家電製品は消費電力量が大きく、高額なポータブル電源を購入しないと対応できない可能性があるため注意が必要です。
停電が起きやすい地域に住んでいる方はポータブル電源ではなく蓄電池を購入しておくと、短期的には数十万円もの費用がかかりますが命を守れると考えるのであれば安い買い物になるでしょう。
実際にポータブル電源を買った人のリアルな感想
実際にポータブル電源を購入した人は買ってどう感じているのか、リアルな声を集めました。
当サイトでは、意見が主観的にならないようにWebクラウドサービスから口コミを集めています。
ポータブル電源を買ってよかった人
購入したポータブル電源:Anker【256W】
外でBBQ用で、ディスプレイがあるので見やすい
購入したポータブル電源:SUAOKI S270【150Wh】
主に家族でのキャンプ用だったので、コンパクトで収納に場所をとらず軽量なので持ち運びしやすいのがよかったです。
複数充電できるのも魅力です。
購入したポータブル電源:Jackery Solar Generator 400 ポータブル電源 ソーラーパネル セット【2400Wh】
主にキャンプの時に使用していますが、ライトを点けたり、携帯を充電できたり、暑さ寒さ対策の器具にも使用できて本当に便利。
災害時の時も役に立つと思うので買ってよかったです。
ポータブル電源を買ってよかった人は、バーベキューやキャンプ時に使用しているとわかります。
そのため、キャンプを頻繁に行う人は購入すると利便性が向上し、より楽しめるでしょう。
ポータブル電源を買って失敗した人
購入したポータブル電源:Anker【256W】
本格的な停電には使えない。
購入したポータブル電源:SUAOKI S270【150Wh】
寒暖差や気圧にどの程度耐えられるのか、長期間使用しなくても大丈夫かは気になっています。
購入したポータブル電源:Jackery Solar Generator 400 ポータブル電源 ソーラーパネル セット【2400Wh】
どれくらいで劣化してしまうのか気になる。災害時これ1つでどれくらいもつのかちょっと心配になる。
ポータブル電源はキャンプに持っていくと便利な役割を果たしますが、本格的な停電に使えなかったり蓄電池より保管方法に疑問が残ったりします。
災害時に自分の身を守る役割として使用したい方はポータブル電源ではなく、蓄電池を使用した方が費用はかかりますが安全性は高いでしょう。
どうしても蓄電池のような高額費用をかけたくなく、10万円ほどで停電対策をしたい方は、「Ampere Time製」のポータブル電源がおすすめです。
ポータブル電源より蓄電池の方がおすすめな理由3選
ポータブル電源はキャンプをするときのみ、蓄電池よりおすすめですが、総合的に評価した場合は以下の理由から蓄電池の方がおすすめです。
- 大規模な停電にも対応できる
- ほとんどの家電製品に対応できる
- 電気代を削減しながら売電収入が得られる
大規模な停電にも対応できる
蓄電池派ポータブル電源より容量や出力が大きい種類が多く、大規模な停電にも対応できます。
蓄電池を選ぶ際は、以下の容量と出力を目安に選ぶと停電に対応できるでしょう。
- 容量:6~8kWh程度
- 定格出力:2kW以上
- 対応ボルト:200V以上
また、蓄電池は人の手で操作しなければならない機種と自動でモード切替ができる機種があり、停電時に自動で切り替わるパターンの蓄電池を購入しておくのがおすすめです。
ほとんどの家電製品に対応できる
蓄電池を購入する際は出力が2kW以上の種類が一般的で、2kW以上あると以下を中心にほとんどの家電製品に対応できます。
- 冷蔵庫
- テレビ
- 携帯電話
- 電子レンジ
- パソコン
- 照明
生活する上で欠かせない冷蔵庫や仕事をするうえで欠かせないパソコンを使用できるようになるため、停電時にも不自由の少ない生活ができるでしょう。
電気代を削減しながら売電収入が得られる
蓄電池は余った電力があれば売電し、収入を得ることができます。
もちろん太陽光発電と比較すると売電収入はわずかになりますが、電気代を削減しながら売電収入が得られるのはポータブル電源にはないメリットとなります。
売電収入は今後低下していくため批判されていますが、その分蓄電池や太陽光発電を設置する費用も低下する仕組みになっているため費用対効果は変わりません。
ポータブル電源についてよくある質問
ポータブル電源についてよくある質問をまとめました。
- ポータブル電源の必要性は今後高まる?
- 災害に対応できるポータブル電源の容量は?
- ポータブル電源と蓄電池、安全性が高いのは?
ポータブル電源の必要性は今後高まる?
ポータブル電源の必要性は今後高まると予想されますが、蓄電池の方が高まるでしょう。
ポータブル電源の必要性が高まる理由は、地球温暖化の進行で災害や停電が増えるからですが、災害時の助けとして使用するなら蓄電池の方が向いています。
そのため、ポータブル電源の必要性が高まる一方で蓄電池はより必要性が高まると言えるでしょう。
災害に対応できるポータブル電源の容量は?
災害に対応できるポータブル電源の容量は1000Wh以上になります。1000Wh以上の容量があれば3日ほど使用でき、災害時に対応しやすくなるでしょう。
ただ、ポータブル電源の幅や重さが大きくなるので、保管場所を確保できるか事前に調べておく必要があります。
ポータブル電源と蓄電池、安全性が高いのは?
ポータブル電源と蓄電池で安全性が高いのは蓄電池です。
ポータブル電源は今でこそメーカーも品質の高い製品を提供しているため可能性は低くなっていますが、蓄電池より火災が起きる可能性は高いと言えます。
高額な費用を出して火災に発展してしまったら元も子もないので、安全性を重視する場合は蓄電池を購入すると良いでしょう。
ポータブル電源は買うべき?-まとめ
ポータブル電源を買うべき人は、キャンプやバーベキューなど、屋外で電力を使用したい人のみとなるでしょう。
- ポータブル電源を買うべき人は屋外で電力を使用したい人
- 実際にポータブル電源を買った人のリアルな感想はキャンプ時に大きなメリットを感じている
- 災害用として備えるなら容量や出力の大きい蓄電池がおすすめ
- 蓄電池を購入するなら見積もりを取って安く設置できる業者を見つけよう
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ポータブル電源は屋外で電力を使用する際に便利な道具となりますが、災害用として購入した際は機能が蓄電池より劣ります。
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