ソーラーカーポートは後悔するのかな?設置した人の意見を聞きたい。
ソーラーカーポートのデメリットや高額で設置してしまう人の原因を知りたい。
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- ソーラーカーポートは後悔するのか調査した結果、電気代が月6,000円安くなっている人も
- ソーラーカーポートのメリットは屋根に太陽光パネルを設置できない人でもOK
- ソーラーカーポートは無料で設置できる方法もありますが、おすすめできない
ソーラーカーポートは家の屋根に太陽光パネルを設置するスペースがない家庭でもカーポートに設置できるため、有効活用したいと導入を悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、ソーラーカーポートは後悔するのか実際に設置している人の意見を集め、メリット・デメリットの観点から設置するべきか解説します。
ソーラーカーポートは設置費用に100万円ほどかかる場合もあるので、もし損をして後悔している人が多ければ2ヵ月分の生活費を失うことになります。
ソーラーカーポートで後悔したくない人のために元を取れるまでの年数や無料で設置する方法も解説しており、読み終える頃には設置するべきか判断できるでしょう。
ソーラーカーポートの設置は後悔する?
ソーラーカーポートの設置は後悔すると思いますか?当サイトでの調査結果では実際に導入した人の意見は後悔しておらず、経済的なメリットを享受している方が多く見受けられます。
電気代が安くなった
ソーラーカーポートは車庫(カーポート)の屋根に太陽光パネルを設置して発電を行い、発電した電気は自家消費ができます。
初期費用は150万〜300万ほどかかりますが、長い目で見ると電気の自給自足で電気代削減、そして売電収入を得られるため、初期費用を回収できる確率が高いです。
車の日焼け防止&発電ができる
カーポートの本来の目的は雨、風、直射日光、雪などから車を守ることです。カーポートの屋根部分は直射日光が降り注いでいるので、太陽光発電を行うには最適な場所です。
ソーラーカーポートとして屋根部分を有効活用することで車は日焼けを免れ、太陽光発電で電力が得られるという二重のメリットを享受できます。
ソーラーカーポートを設置するメリット4選
ソーラーカーポートを設置するメリットは主に以下の4つです。
- 場所を有効活用して発電できる
- 屋根に太陽光パネルを設置できない人でも始められる
- 電気自動車を充電できる
- 通常の太陽光発電と同じように売電収入が得られる
場所を有効活用して発電できる
カーポートは車を直射日光から守る役割を果たしているため、屋根部分は直射日光が降り注ぎ、太陽光発電に適している場所になります。
カーポートの屋根を太陽光発電所として活用すると電気の自給自足、電力会社への売電ができ、本来生産性のなかった場所の有効活用に繋がります。
屋根に太陽光パネルを設置できない人でも始められる
屋根の形状や素材、周辺環境によって、自宅に太陽光パネルの設置ができない場合もあります。
ソーラーカーポートの屋根部分はフラットタイプのため、太陽光が当たりやすいように角度を調節したり、方角を気にせず設置できたり、設置の自由度が高くなります。
そのため、自宅の屋根に太陽光パネルを設置できなかったとしても、ソーラーカーポートという別の形で太陽光発電を始められるでしょう。
ソーラーカーポート業者のトモシエは1~4台用のカーポートにソーラパネルを設置できるためほとんどの家庭に設置できます。
実際にトモシエでソーラーカーポートを設置した方の感想をクラウドソーシングサイトを利用して独自に集めましたが、以下のように満足しています。

狭いスペースでもきれいなカーポートを割安な価格で設置できたことが良かったです。
電気自動車を充電できる
電気自動車のデメリットとして挙げられるのが、動力源である電気を補給できるEVステーションが少ないことです。そのため、常に充電に関する悩みが付きまといます。
そこでソーラーカーポートを導入すると、太陽光パネルで発電した電気を使って自宅で充電ができます。
電気自動車を所有している方や、今後電気自動車に乗り換える予定がある方はソーラーカーポートの導入を検討してみると良いでしょう。
通常の太陽光発電と同じように売電収入を得られる
ソーラーカーポートで発電した電気は、通常の太陽光発電と同じように電力会社へ売電できます。
固定価格買取制度(FIT制度)も適用されるため、10年間は国が定めた価格での買取が約束されます。
そのため、初期費用が150〜300万程かかったとしても、売電収入や電気の自給自足で原資回収ができる仕組みとなっています。
太陽光発電設備のない通常のカーポートを単体で購入すると、簡易的なものでも10万円以上、高いものになると50万ほどになるため、ソーラーカーポートを導入して売電収入を獲得した方が長期的に得をする可能性が高いのです。
FIT制度は10年で終わり、10年目以降は売電価格が低下してしまい後悔している人もいますが、ソーラーカーポートの設置価格も低下するので問題ありません。
ソーラーカーポートを設置するデメリット3選
ソーラーカーポートを設置するデメリットは以下の3つです。
- 風や雪の影響を受けやすい
- 固定資産税が発生する場合がある
- 建築確認申請が必要
風や雪の影響を受けやすい
ソーラーカーポートは従来の太陽光発電と同じく外に設置されているため、風や雪の影響を受けやすいです。
- 太陽光パネルの上に雪が積もり、発電量が低下、もしくはゼロになってしまった
- 強風でゴミやホコリが飛んできてパネルに付着し、発電量が低下してしまった
- 太陽光パネルが十分に補強されておらず、風で飛ばされてしまった
ソーラーカーポートの屋根はフラットな形状のため、1度積もった雪が溶けにくい問題もあります。
ソーラーカーポートが強風や積雪に耐えられるだけの強度を持ち合わせているかどうか、業者との間で事前に確認しておきましょう。
固定資産税が発生する場合がある
ソーラーカーポートの設置で固定資産税が発生するケースは以下の条件を全て満たす場合です。
- 基礎部分が地面に固定されている
- 屋根が設置されている
- 3面以上が壁に覆われている
- 居住や作業、貯蔵ができる状態にあること
柱と屋根だけで構成されているソーラーカーポートには固定資産税はかかりませんが、10kW以上のソーラーパネルを設置したカーポートは事業用とみなされ、固定資産税がかかります。
建築確認申請が必要
ソーラーカーポートは1台分であれば建築確認が必要でない場合が多いですが、2台以上の大きさになると建築確認申請が必要となってきます。
建築確認とは「建ぺい率」「容積率」、その他関連する法律に準じているか申請して確認してもらう手続きです。「建ぺい率」「容積率」は地域によって異なります。
建築確認のやり方は大きく分けて2つの方法があります。
- 建築主が役所に申請する
- 民間の指定確認検査機関へ依頼する
自分で申請もできますが、設計図や素材について詳細に書き記した書類を用意する必要があり、手続きも煩雑なため、専門家に依頼するのが手っ取り早いでしょう。
ソーラーカーポートの種類3選
ソーラーカーポートには3種類のタイプがあります。
- 太陽光発電一体型カーポート
- 太陽光発電搭載型カーポート
- オーダーメイド太陽光カーポート
太陽光発電一体型カーポート
見た目 | 外観を損ねない |
導入しやすさ | 導入しやすい |
価格 | 一般的(高くも安くもない) |
カーポートの屋根と太陽光パネルが一体となったタイプです。
太陽光パネルの設置が考慮されているのでフラットな屋根が特徴であり、スペースをムダにすることもありません。
太陽光発電搭載型カーポート
見た目 | 太陽光パネルが目立ってしまう |
導入しやすさ | 導入しやすい |
価格 | 少し安い |
太陽光パネルとカーポートが別々になったタイプです。
折板屋根という金属製の屋根の上に架台を搭載し、太陽光パネルを設置します。設置後、屋根から太陽光パネルの取り外しも可能です。
オーダーメイド太陽光カーポート
見た目 | 外観を損ねない |
導入のしやすさ | 敷居が高い |
価格 | 高い |
敷地に合わせてカーポートを設計し、その上に太陽光パネルを搭載します。
太陽光パネルの角度や屋根素材の種類など、細かく調整可能です。3種類の中でコストが一番かかります。
ソーラーカーポートの発電量はどのくらい?
ソーラーカーポート導入にあたり、発電量や初期費用をどれくらいで回収できるのか気になっていませんか?以下2つを解説します。
- ソーラーカーポートの発電量はどのくらい?
- ソーラーカーポートの元はどれくらいで取れる?
ソーラーカーポートの発電量はどのくらい?
1台分だけでは利益が見込めるような発電量にはならないのですが、2台分のスペースで約4.5kW、3台分のスペースで約6kWの発電量が想定されています。
4kWの発電量を持つソーラーカーポートは年間約4000〜5200kWの発電ができます。
一般家庭の年間消費電力が5400〜5650kWのため、、家庭の消費電力の70%〜90%が賄える計算となります。
ソーラーカーポートの元はどれくらいで取れる?
初期費用の額によって変わってくるのですが、2台用のソーラーカーポートの場合、初期費用はだいたい180〜240万円、3台用の場合、250〜300万円です。
屋根に取り付ける太陽光発電と同じく、約10〜14年で元を回収できるようになっていますが、オーダーメイドで初期費用がかかってしまった場合や、悪質業者から設置してしまった場合は13年以上かかる場合もあります。
また、早く元を取るには設置費用が安い業者を見つける必要があり、一括見積サイトのタイナビを利用するのがおすすめです。
タイナビの登録業者は1度でもユーザーから苦情が入ると登録解除となるので優良業者しか残らない仕組みになっています。
タイナビを利用したことで他の見積もりと比較して100万円安くなった事例もあり、何より無料のため相場を知るのにピッタリです。
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ソーラーカーポートを無料で設置する方法2選
高額な初期費用がかかってしまうソーラーカーポートを無料で設置できる方法を紹介します。
- PPAモデルで設置する
- 屋根を貸す
業者は費用の高いソーラーカーポートを無料と謳ってお客さんを集めていますが、長期的に見ると業者側が1番お得をする仕組みになっています。(でないと無料設置できない)
もちろん私たちも無料で設置できるため損はしませんが、無料設置の方法は1番良い設置方法ではなくあくまで選択肢の1つとして知っておきましょう。
PPAモデルで設置する
PPAとはPower Purchase Agreementの略で、電力購入契約のことです。
PPA業者は、顧客の所有する施設(カーポート)に太陽光発電設備を設置し、そこで発電された電気を顧客が購入する契約を結びます。
契約期間終了後、太陽光発電設備はPPA業者から顧客へ無償譲渡されます。
10年以上の長期契約となるものの、初期費用や契約期間中のメンテナンス費用はPPA業者が負担するため、最終的には無料で太陽光発電設備の所有権を得る形です。
メリット | デメリット |
---|---|
高額な初期費用の負担がない 再エネ賦課金を抑えられる 災害時に太陽光で発電した電気を使える 契約期間終了後、太陽光発電設備の所有権を得られる 太陽光で発電した電気は自家利用できる(有料) | 10年の固定価格買取制度の収入はほぼ業者のものになる 契約期間終了後の管理は自己負担 契約期間が長期(10年以上)に及ぶ |
屋根を貸す
自分が所有するカーポートの屋根を、太陽光発電業者に貸し、貸主に対して定期的に使用料が支払われる仕組みです。
初期費用やメンテナンス費用は業者全額負担であるものの、屋根の貸主に所有権はなく、売電収入は業者のものとなります。自家発電に充てることもできません。
メリット | デメリット |
---|---|
初期費用やメンテナンス費用の負担なく設置することができる 屋根の利用料が定期的に支払われる 生産性のなかった場所から収入が得られる | 屋根の貸主に太陽光発電設備の所有権がない 発電された電気の使用も売電もできない |
ソーラーカーポートについてよくある質問4選
ソーラーカーポートについてよくある質問をまとめました。
- ソーラーカーポートの容量を10kWにするとどうなる?
- ソーラーカーポートの価格はいくらくらい?
- ソーラーカーポートの補助金はありますか?【2022年】
- ソーラーカーポートの後付けはやめた方がいい?
ソーラーカーポートの容量を10kWにするとどうなる?
10kWから固定資産税の課税対象になってしまいます。しかし、10kW以上はメリットもあるのです。
10kW以上の太陽光発電設備は事業用と扱われるため、固定価格買取制度の期間が20年に延長されます。
すでに自宅の屋根に太陽光発電を取り付けている場合、ソーラーカーポートと自宅屋根の太陽光パネルの容量が合わせて10kWになれば、20年の固定価格買取制度が適用されます。
ソーラーカーポートの価格はいくらくらい?
ソーラーカーポートの価格は設置の仕方によって変動しますが、主に以下の通りです。
- 2台用の場合:180〜240万円
- 3台用の場合:約250〜300万円
購入方法は大きく分けると、訪問販売、ネット販売、工務店販売の3通りです。
訪問販売 | 営業の人件費がかかるため、販売価格が高い 悪質業者に騙され、高額な値段で買わされる可能性アリ 営業が強引な場合があり、トラブルが多い |
ネット販売 | 営業費用や店舗費用が抑えられるため、1番割安で購入可能 |
工務店販売 | ネット販売より高く、訪問販売より安い 住宅価格に含まれ、ソーラーカーポート単体の価格がわかりにくい |
ソーラーカーポート購入も太陽光発電システムと同じく、見積もりを取って比較すると安く設置できます。
独自で設ける厳しい条件をクリアした優良業者と提携している一括見積もりサイト「タイナビ」で比較がおすすめします。
タイナビの登録業者は1度でもユーザーから苦情が入ると登録を削除されるため、悪質な業者が多い太陽光発電業界でも優良業者だけが集まっています。
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ソーラーカーポートの補助金はありますか?【2022年】
2022年のソーラーカーポートに使える補助金として、「再生可能エネルギー事業者支援事業費(駐車場を活用した自家消費型太陽光発電設備ソーラーカーポートの導入を行う事業)」があります。
環境省から出ている補助金で、2022年3月から7月まで4回に分けて公募が行われました。ただ、今年度の公募は既に終了しています。
ソーラーカーポートや蓄電池の導入を行う事業者が対象となり、発電量の50%以上は自家消費、固定価格買取制度による売電を行わないなどの条件を満たす必要があります。
補助対象経費(ソーラーカーポート、蓄電池など)の3分の1が補助され、上限は1億となっています。
ソーラーカーポートの後付けはやめた方がいい?
ソーラーカーポートの後付けは、各種条件を確認する必要があるため、やめた方が良い場合もあります。
屋根が曲線状になったカーポートには太陽光パネルを載せられないため、屋根がフラットなカーポートに限られます。
また太陽光パネルは1枚14kgほどの重さがあり、重さに耐えられる強度があるのか確認が必要です。
豪雪地帯用のカーポートであれば、雪の重みに耐えられる設計となっていますが、太陽光パネルを乗せることは想定されていません。
想定外の荷重がかかると、カーポートに対する火災保険が受けられない可能性もあります。
以上を考えると、太陽光発電の設置を前提として設計された一体型、もしくはオーダーメイドのソーラーカーポートを選ぶのが望ましいです。
どうしても既存のカーポートに設置したい場合は、上記の要件を業者と確認を取りながら進めましょう。
ソーラーカーポートはまず見積もりをとってから考えよう
従来の太陽光発電と同じく、ソーラーカーポートも複数業者から見積もりをとって、比較しながら決めることが後悔しない方法です。
訪問販売で口車に乗せられて即決、もしくは、面倒だからと1社の見積もりだけで安易に契約しないようにしましょう。
- ソーラーカーポートは電気代の削減になる
- ソーラーカーポートで後悔する人は訪問販売での設置が多い
- 電気自動車を使っている方は家で充電もできて便利
- 2台以上のソーラーカーポートを設置する際は建築確認申請が必要
- PPAモデル・屋根貸しを活用すると無料でソーラーカーポートを設置できる
- ソーラーカーポートの設置はタイナビを利用して必ず複数業者からの見積もりを取る
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