- 太陽光発電を始めて後悔している人をブログで紹介【原因も解説】
- 太陽光発電を始めて後悔している人は費用を甘く見ていた人が多い
- 太陽光発電を始めて後悔していない事例を見ると、災害時に役立ったり10年で元を取れている人がいる
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太陽光発電は電気を自家発電できるため電気代がかからないエコなエネルギー、10年ほどで元が取れて安定した利益が出せるなどと謳われていますが、実際はそんなにうまくいくと思いますか?
もし元が取れないと、太陽光発電の初期費用は基本的に60万円ほどかかるため、家庭の生活費2ヵ月分を捨ててしまうことになります。中には業者選びを間違えると7割が損するかもしれない議論も…
そこで本記事では、実際に太陽光発電を始めて後悔した人を当ブログで集め、なぜ失敗してしまったのか解説します。
本記事を読むことで太陽光発電で後悔しないための長期的なコストを知れ、後悔せず成功している人の特徴などの知識が手に入ります。
太陽光発電は後悔する?ブログで失敗した人の原因を3つ紹介
太陽光発電を設置すると後悔すると思いますか?さまざまな事例を見た結果、ケースバイケースとなり、家庭によっては後悔せざるを得ない状況の人もいます。
では、いったいどのような家庭が太陽光発電で後悔をしてしまうのでしょうか?設置して失敗してしまった人の事例を見ていきましょう。
太陽光発電で後悔した人①売電価格が低下
我が家は随分前に設置(日本製)しましたが、正直言って後悔だけです。
発電能力は下がり、買取単価は当初48円/kwhから7円/kwhとなり、買い取ってもらう方がバカを見る結果に。
経年劣化で何れは寿命が来るしメンテや廃棄にも費用がかかるだけ。
発電や蓄電の発想はしない方が賢明でしょう。
引用:Twitter
3つ目の事例は売電価格の低下によって利益が出ず、費用対効果が合わない事例です。
売電価格は2022年時点で1kWhあたり17円まで低下してしまい、今後も低下していくと予想されています。
kWh:消費電力量を表す単位。kWh(消費電力量)=kW(電力)×h(時間)で計算。1000Wの電子レンジを1時間使った場合、1kW(1000W) ×1h=1kWhの消費電力量になります。
ただ、原則として売電価格が低下すると太陽光パネルの設置費用も低下するため、実際は費用対効果は変わらないのです。
発電コストも今後はより低下すると見られているので、売電価格の低下による利益縮小問題はあまり気にする必要はないでしょう。
石炭火力発電 | 原子力発電 | 太陽光発電(事業用) | 太陽光発電(家庭用) | |
---|---|---|---|---|
2020年発電コスト(円/kWh) | 12.5 | 11.5~ | 12.9~ | 17.7~ |
2030年発電コスト試算(円/kWh) | 13.6~22.4 | 11.7~ | 8.2~11.8 | 8.7~14.9 |
太陽光発電は相場より高い金額で設置される悪質業者でなければ約8~10年で元が取れるように設計されており、太陽光発電の寿命は20~30年とされているため、元を取った後も10年以上はプラスの利益を生んでくれます。
元を取るには安く価格で設置してくれる業者を見つけた方が早く元取れるため、一括で優良業者だけを探せるタイナビで見積もりを取ってみるとよいでしょう。
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太陽光発電で後悔した人②長期的に発生する費用を知らずに設置
我が家も施工して10年過ぎましたが最近SNSでパネルの寿命や火災の場合、そして廃棄する時のことを知ると引き継ぐ子供達に少し申し訳ないような気がしてます……
最初に知りたかったなぁ
それでも付けてしまったかもしれないけど
引用:Twitter
1つ目の事例は、太陽光発電の長期的に発生する費用を知らずに設置してしまったことが原因です。
太陽光発電にかかる費用は設置費用だけでも数十万円の費用がかかりますが、実はそれ以外にもメンテナンスコストや蓄電池の設置コストなどがかかります。具体的な費用は以下の通りです。
- 太陽光パネル
- パワーコンディショナー(太陽光発電で作られる電気は直流電力なので、家庭の電化製品で使うため交流電力に変換する装置)
- 発電モニター
- 接続箱(ケーブルを収納するための箱)
- 架台(太陽光パネルを支える土台)
最低限これだけは揃えなければなりません。この他にメンテナンス費用もかかる場合があります。すべて合算すると、1kWあたり25〜45万ほどになるでしょう。
10年で元を取れるためには最低限4kWの発電設備が必要と言われているので、100〜180万円の高額な初期費用を投じる必要があります。
太陽光発電の見積もりをよく見ずに設置してしまうと思わぬ出費が発生し、ご自身で想定していた計算に誤算が生まれてしまうのです。
太陽光発電は長期的に発生する費用を知らないと気づかぬうちに業者からぼったくられる危険性もあり、設置して損をする側に入ってしまうでしょう。
ぼったくられる危険性がなかったり、アフターサービスが充実していて長期的に発生する費用がかからなかったりする優良業者ランキングは以下の記事でまとめています。
太陽光発電で後悔した人③営業マンに振り回されて後悔
うちもそろそろ設置して10年パワコン交換に10年ごとに35万かかるとか聞いてない!!!
それなら15年保証の蓄電器(230万)にしないかと営業されてるけど、何が正解かわからない。
売電価格がくそほど下がるけど、230万だして蓄電にするのはそもそも元値回収できないのにどうなんだと、、
引用:Twitter
2つ目の事例は、営業マンに振り回されて後悔している事例です。また、大元の原因は先ほどと同様にコスト面になっており、発生するコストを知らないと金銭面のリスクが高いとわかるでしょう。
営業マンは一条工務店のような大手住宅ホームでも振り回されている事例が後悔されており、大手の営業マンだからといって安心してはいけません。
特に営業マンに振り回されて失敗する人は訪問販売で購入してしまう特徴があり、訪問販売からの購入はNGです。
太陽光発電を始める際は必ず費用を複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
また、太陽光発電は悪質業者による被害も横行しており、以下の記事で悪質業者を実名公開しています。
太陽光発電で後悔していない人の事例3選
太陽光発電を設置して後悔している人はコストが把握できないなかったり売電価格の仕組みを知らなかったりする人が見受けられますが、一方で後悔していない事例もあります。
- 災害時に電力供給してくれる
- 高騰している電気代を賄ってくれる
- 10年ほどで元が取れている
災害時に電力供給してくれる
北の大地のど田舎でもう20年くらい前かな?冬場の保険のつもりで自宅に設置した友人がいましたが、特にトラブルも無く、胆振東部地震で北海道がブラックアウトしたときは助かったといってましたよ。
売電なんかの金目当てで設置した人は知りませんが。災害時なんかにはいいんじゃないかと
引用:Twitter
太陽光発電は電力会社が停止しても太陽が出てれば自家発電してくれるため、災害時の助けになってくれます。
仮に災害時に発電ができない状況だとしても、蓄電池を設置していれば事前に発電した電気を溜めることができ、電気が足りないときに賄えます。
太陽光発電は儲かることばかり考えるのではなく、日常生活での利用も念頭に置いておくとよいでしょう。
高騰している電気代を賄ってくれる
うちは太陽光パネルと蓄電池、ハウスメーカーのキャンペーンで100万で購入。
深夜電力で蓄電していて家族4人で電気代は平均1万くらい、売電収入が平均で8,500円くらいなので付けて非常に満足しています。
電気代も高くなってますよね。
引用:Twitter
現在はロシアウクライナ問題の長期化によって電気代が高騰しています。例えば東京電力は1年間で1,683円も値上がりしています。
参考:ガソリン・電気代も高騰。ロシア・ウクライナ情勢で懸念されるエネルギー問題
そして、私たちが普段支払っている電気代の内訳は以下の通りです。
- 基本料金
- 電力量1段~3段料金
- 燃料費調整額
- 再エネ発電促進賦課金
これらの燃料は輸入に頼っているため、世界情勢によって価格が大きく変動します。
ロシアウクライナ問題の長期化や物価高騰によって今後も電気代が高騰していくと予想されるため、電気代を節約できる太陽光発電は家計を支える柱となるでしょう。
10年ほどで元が取れている
10年ではこわれないぞ
だってうちは10年たってるし、売電等で9割くらい元取れてるし、これから昼の電気代ただだし。
壊れるのはパワーコンディショナーで部品交換で済むし。
メーカー品で、メーカー住宅ならいいけど、知らないとこならカスつかまされることはあるな。
引用:Twitter
太陽光発電の売電価格は低下していますが、FIT制度により太陽光発電を設置してから10年間の間は売電価格が低下せず固定価格で売電できる仕組みがあります。
そのため通常は10年ほどで元を取れる家庭が多く、太陽光発電の寿命は20〜30年とされているので確率は高いです。
事前に太陽光発電の見積もりを徹底して行い、将来設計を怠らなければあまり損はしないのです。
太陽光発電に迷っている人はどうすればいい?
太陽光発電を設置するべきか迷っている人はどう判断すれば良いのでしょうか?
太陽光発電を設置するべき人といらない人に分けて解説します。
太陽光発電を設置するべき人
太陽光発電の設置をおすすめする人は以下の通りです。
太陽光発電の用途は売電するだけでなく、自家消費にも使えるため、昼間の電気代が高い家庭にピッタリな設備です。
太陽光発電を設置して午前10時〜午後16時までの電気代が無料になっている人もおり、太陽光発電をつけてよかったと感じていました。
今後はロシアウクライナ問題の長期化や災害の影響で電気代の高騰・停電が起きる可能性が増加し、太陽光発電の需要は高まると予想されます。
「停電対策なら自作でミニ太陽光パネルを作れば十分なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、自作は専門知識がいるので難しく、危険性も孕んでいるのでおすすめできません。
太陽光発電がいらない人
太陽光発電がいらない人は以下の通りです。
- 太陽光発電を利用して大きな利益を得たい人
- 電気代をあまり生活で気にしない人
太陽光発電は大きな利益を得ることは難しく、利益重視で設置を考えている人にはあまり向いていないでしょう。
また、生活する上での電気代をあまり気にせず、長期的な節約に興味がない人も必要ないでしょう。
太陽光発電の後悔についてよくある質問
太陽光発電の後悔についてよくある質問をまとめました。
- 太陽光発電はやばいって聞くけどホント?
- 新築に太陽光発電を設置するか迷っているんだけど、やめるべき?
- 太陽光発電で後悔しないために、どこで見積もりを取るのが安全?
太陽光発電はやばいって聞くけどホント?
太陽光発電はやばいとよく言われる設備です。なぜ多くの人から批判をされているのか、主な原因は以下の通りです。
- 相場より高額な費用で契約させられた
- パネルが屋根に合わず、雨漏りするようになった
- 太陽光発電を「やめとけ」という人の理由は?
- 訪問販売で押し売りをされた
太陽光発電は悪質業者による訪問販売が盛んに行われており、しつこく営業されて相場余栄割高な費用で購入させる被害が度々見られています。
家の設計と太陽光パネルが合わず雨漏りしてしまう可能性がありますが、施工実績が豊富な業者であれば、見極めができます。
また、雨漏りが不安な方は車の屋根にもなるソーラーカーポートを設置するのがおすすめです。家と切り離されているため雨漏りせず、反射光トラブルもありません。
割高な費用をかけず、設計ミスをしないためにも、実績豊富な業者から複数の見積もりを取りましょう。
新築に太陽光発電を設置するか迷っているんだけど、やめるべき?
新築の住宅に太陽光発電設備を設置するメリット、デメリットをそれぞれ挙げていきます。
太陽光発電を新築の住宅に設置するメリット |
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・家の建設と一緒に設置工事ができるため、太陽光設置工事費用が安く済む ・支払いを住宅ローンに組み込むことができる ・太陽光発電設備設置を前提とした家づくりができる |
太陽光発電を新築の住宅に設置するデメリット |
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・太陽光パネルや架台が家屋としてみなされ、固定資産税の課税対象になる ・太陽光発電に詳しいハウスメーカーや業者を探すことになるため、依頼業者が限られてしまう |
実は新築住宅に設置された屋根と一体型の太陽光発電設備に関しては、固定資産税の課税対象となるのです。
後付けする場合は、取り外し可能な太陽光パネルを設置するため、これは課税対象にはなりません。
固定資産税がかからないようにするためには、取り外し可能な太陽光パネルを選択すると良いでしょう。
新築住宅に太陽光発電を設置する大きなメリットはやはり、太陽光発電を盛り込んだ家の設計ができることです。
後付けで設置しようと思うと、屋根への負荷がかかってしまったり、そもそも太陽光パネル設置に向かない屋根の形で、設置できなかったという事態もあり得ます。
また、太陽光発電専用ローン「ソーラーローン」があるのですが、住宅ローンに比べると金利は高いです。
太陽光発電設備を住宅ローンに組み込んで支払いができるのは助かるでしょう。
太陽光発電を「やめとけ」という人の理由は?
太陽光発電をやめとけと批判する人の理由は、先述したように悪質業者による被害があり、私たちが損失を出す可能性があるからです。
太陽光発電の設置で失敗しないためには、どのような目的で設置するのかを理解した上で実績豊富な業者に設置してもらう必要があります。
太陽光発電で後悔しないために、どこで見積もりを取るのが安全?
太陽光発電で後悔しないために、見積もりを多くの業者から取りたいと考える人が多いでしょう。
見積もりで価格比較をするには「タイナビ」の無料一括見積もりがおすすめです。タイナビは立ち合い不要のわずか30秒で多くの業者から一括見積もりができ、利用者数が100万人を突破している大手の見積もりサイトです。
太陽光発電に関する知識がなくても手間や知識がいらずに見積もりを取れるので、訪問販売に邪魔されることなく安全な比較ができます。
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太陽光発電はまず一括見積をしてから考えるのがおすすめ
太陽光発電を設置して後悔する人はいますが、結論はケースバイケースになります。
ただ、設置から維持まで長期的にかかるコストを把握して適正価格で購入すればコストが安く抑えられ、実績豊富な業者に施行してもらえればトラブルも起きにくいです。
- 太陽光発電で後悔する人はコストをよく計算していない人が多い
- 太陽光発電で成功している人は災害時に活用したり多くの業者から見積もりを取ったりしている
- 太陽光発電の設置に迷っている人は目的によって考えるのがおすすめ
太陽光発電の設置に失敗している人だけの情報を見て偏った情報を見るのではなく、実際に満足している人の情報も見て設置するか考えましょう。
現時点で設置に迷っている方は、1度タイナビで無料の一括見積もりを行い、太陽光発電の設置にどれくらいのコストがかかるのか知ることから始めてみましょう。