太陽光発電の悪質な訪問販売ってどんな手口が使われることが多いんだろう?
実際に太陽光発電の訪問販売が家にやってきたら、どんな対応をすれば良い?断ったら恨まれる?
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太陽光発電の訪問販売は、急に自宅へ現れて300万円の太陽光パネルを売りつけるほど質が低く、悪質な手口を頻繁に使用しますが、実際はどのような手口が使われているのでしょうか?
訪問販売業者の手口を知らなければ巧な口述に乗せられて割高な価格で購入したり詐欺まがいの販売をされたりする恐れがあり、確実に元を取れなくなるでしょう。
本記事では太陽光発電の訪問販売に使われる手口や恨まれずに断る方法などを解説します。
本記事を読むことで、悪質な訪問販売業者が突然家に来た際に騙されない知識や対処法が身につき、安全性が高く相場より安く設置できる太陽光発電業者の見つけ方がわかります。
- 太陽光発電の訪問販売が安全ではない理由を解説
- 太陽光発電の訪問販売に使われる手口を暴露
- 太陽光発電の訪問販売の断り方3選
- 訪問販売業者に騙されないために知っておくべき知識
- 訪問販売業者に騙されてしまった時の対処法
- 太陽光発電の優良業者を探すにはタイナビがおすすめ
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太陽光発電の訪問販売が安全でない理由4選
太陽光発電の訪問販売すべてが安全でないとは限らないのですが、訪問販売からトラブルに発展するケースは後を絶ちません。
基本的には訪問販売で即決して購入することは避けた方が安全で、理由は以下の通りです。
- 営業マンがしつこく、知識が薄い
- 割高な太陽光パネルを販売される
- 実績が豊富である施工店かわからない
- 保証が明確でない
以下の記事では、訪問販売業者から太陽光発電の見積もりを取った方の見積書をブログで紹介しています。
営業マンがしつこく、知識が薄い
訪問販売といえば、世間一般的には「しつこい」「何か買わされる」「家に居座られる」など、ネガティブなイメージが浸透しているのではないでしょうか?
訪問販売にはなるべく対応しないという方も多いでしょう。
1件1件一般家庭を訪問し、話を聞いてくれる人を探すだけでも一苦労な訪問販売は、体力も気力も必要とされる仕事です。
故に訪問販売の仕事は離職率が高く、営業マンが新人や若手ばかりで構成されているところも少なくありません。
訪問販売では、太陽光発電の知識より営業手法を主に教育されていることが多いため、営業マンが太陽光発電の知識をあまり持ち合わせていない場合があります。
また、訪問販売業者は契約件数を稼ぎたいが故に即決を迫る傾向があり、勧誘も強引になりがちです。
割高な太陽光パネルを販売される
訪問販売は、インターネットや店舗での販売に比べて割高な価格で太陽光パネルを販売されます。
- 悪質業者による詐欺価格のため
- 人件費が上乗せされるため
訪問販売の中には消費者を騙す目的で、高い価格を提示し、巧みな話術で「安い」と思わせて契約まで持ち込む悪質業者が存在します。
悪質業者に騙され、相場と大きくかけ離れた高い金額で購入してしまい、初期費用を回収できずに結局損をしてしまったというケースもあるので、注意が必要です。
また、悪質業者でなかったとしても訪問販売は営業の人件費が上乗せされるため、インターネット販売や店舗での販売より割高になります。
実績が豊富である施工店かわからない
太陽光発電設備の設置にあたり、施工不良のトラブルを防止するためにも、業者の施工実績は必ず確認する必要があります。
しかし、即決を迫られ、業者について調査する時間を与えてくれなかったり、名刺や資料など調査する材料を渡してくれなかったりして施工実績を調べられないケースがあります。
実績がないと設置後に雨漏りしたり反射光トラブルに発展したりする恐れがあり、実際にあったやばい太陽光発電業者は以下の記事で解説しています。
保証が明確でない
基本的にアフターフォローは業者の信頼獲得のために行っていることであり、利益を出しにくい部分です。
利益重視の業者の場合、販売後の保証やアフターフォローを軽視しがちになります。
10年間の無料保証はほとんどの業者が設けていますが、太陽光発電設備は20年〜30年と長く使用するため、独自の保証やメンテナンスについても確認しておきましょう。
太陽光発電の訪問販売の手口を暴露
太陽光発電の訪問販売によくある手口を紹介します。
- しつこく営業して即決を迫る
- デメリットを言わない
- 「モニターになってほしい」が口実
しつこく営業して即決を迫る
太陽光発電の訪問販売が悪質業者だった場合は「この安さで買えるのは今だけ」「他ではこの価格で買えないほど安い」など、魅力的な言葉を並べ、即決を迫る傾向があります。
その場合、業者が何か嘘をついていて、他社に見積もりを取られると嘘に気づかれてしまうため、即決を迫っているのです。
例えば、安いと言われて提示された価格が実は相場より高い価格だったり、売るだけ売って工事がずさんなものであったり、知られると不都合なことがあるのでしょう。
良心的な業者であれば、他社との比較をするのは当然という認識があります。
他社との比較に難色を示したり、即決を迫る様子が見られたら、その業者はお断りしましょう。
実際、営業マンに振り回されて太陽光発電を設置してから後悔している人もいます。以下の記事では、後悔している人を集め、原因を解説しています。
デメリットを言わない
売りたいがためにメリットだけを提示し、デメリットを隠す手口も訪問販売でよく見られます。
太陽光発電だけでなく、あらゆる物事にはメリット・デメリット両方の側面が必ずあります。
お客様のことを第一に考える優良な業者であれば、メリット・デメリット両方をお伝えし、納得していただいた上で契約をします。
メリットを前面に押し出し、デメリットを告げようとしない業者は悪質業者を疑いましょう。
「モニターになってほしい」が口実
「モニターになってくれたら安く提供します」「モニター残り1組です」と言って契約を迫るのも、訪問販売でよくある手口です。
- 安く提供すると言われたが、実は相場よりも高い金額だった
- 無料のモニターと言われたが、実は設置費用だけが無料で、相場よりも高い太陽光発電設備を買わされた
太陽光発電設備のような高額な商品が無料で提供されることはまずあり得ず、太陽光発電が普及しつつある現在、モニターは必要ありません。
「モニターになってほしい」と言われた場合は詐欺を疑い、お断りしましょう。
太陽光発電の訪問販売の断り方3選
太陽光発電の訪問販売が突然家にやってきた時の断り方を紹介します。
- 法律に基づいた質問をする
- 興味がないことを示す
- 営業マンと対面しない
法律に基づいた質問をする
訪問販売員が突然家にやってきて、対応を余儀なくされた場合、法律に基づいた質問をしてみましょう。
例えば、訪問販売員に対し「営業ですか?」と聞いた時に「営業じゃありません」と答えると、特定商取引法の不実告知に当たり、法律違反になります。
訪問販売員は「営業ですか?」の質問に対して「営業です」と返さざるを得ないので、その後、「要りません」「お帰り下さい」と断りやすくなります。
興味がないことを示す
商品に興味がない場合、訪問販売員に対して遠まわしな表現は使わず、はっきり「興味がありません」「要りません」と伝えましょう。
遠まわしな表現は以下のように話を展開させてしまいます。
- 「自分では決められない」→「ご主人様のいらっしゃる時間にまた来ます」
- 「忙しい」→「忙しくない時間はいつですか?」
- 「お金がない」→「安くします。分割払いもできますよ」
- 「いいです。結構です」→「(良い風に捉えて)いいですよね。では契約を」
理由をあれこれ述べるのではなく、はっきり「要りません」とだけ伝えましょう。
営業マンと対面しない
1度ドアを開け家や玄関の中に入れてしまうと巧みな営業トークが始まり、断りにくい雰囲気ができてしまいます。
時間も気力も奪われてしまうので、インターホンの段階ではっきり断りましょう。
カメラやのぞき穴から見て、営業のような雰囲気であれば居留守をしても大丈夫です。
営業マンもノルマがあるため、2、3回インターホンを押して出なかったら諦めて次に行きます。
はっきり断る自信のない方は特に営業マンと対面しないようにしましょう。
太陽光発電の訪問販売に騙されない見分け方3選
太陽光発電の訪問販売が来ても、決して騙されない見分け方を3つ紹介します。
- 年間の発電量が1kWあたり1500kWhを超えていないか
- 販売店の会社名を聞いて、実績を調べる
- 見積もりサービスで比較する
年間の発電量が1kWあたり1500kWhを超えていないか
太陽光発電の訪問販売の中には、買ってもらいたいがためにシミュレーションでの発電量を実際の発電量より高く見積もる業者もあります。
平均的に1kWあたりの年間発電量は1000kWhとなっており、屋根の形状や日当たりの良さ、日照時間などによって多少増えることもあります。
どんなに良い条件の下で設置したとしても、1kWあたり1500kWhを超えることはまずありません。
シミュレーションの結果が手元にあれば、「年間発電量(kWh)」÷「設置容量(kW)」=「1kWあたりの年間発電量(kWh)」に当てはめて計算してみましょう。
もし、1kWあたりの年間発電量が1500kWhを超えていれば、業者が高く見積もっている可能性があります。
販売店の会社名を聞いて実績を調べる
太陽光発電設置の工事を依頼するにあたり、会社の施工実績を把握しておくことは大切です。
施工実績の少ない業者だと、施工不良から屋根の破損や雨漏りなどのトラブルに発展する恐れがあります。
1メーカー当たり30件ほど、もしくは月7件以上の施工実績があると安心でしょう。
太陽光発電は契約して終わりではなく、設置後もメンテナンスやトラブル時の対処などで長くお付き合いが続きます。
設立されて間もない業者だとその後の経営に不安が残るため、会社の設立年月日も確認しておくと良いでしょう。
見積もりサービスで比較する
悪質業者と関わることなく、初めから安心できる業者を探したいという方は、訪問販売ではなく、一括見積もりサイト「タイナビ」を利用してみると良いでしょう。
住まいの情報を入力するだけで、複数社からの見積もりができる便利なサイトです。
また、タイナビは1度でも利用者の苦情が入るとその業者は提携解除という厳しい条件を提示しています。その条件をクリアした優良業者ばかりのため、消費者にとって安心できます。
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太陽光発電の訪問販売で騙されてしまったときの対処法2選
太陽光発電の訪問販売で騙されてしまったときでも、場合によっては以下の対処法を行える可能性があります。
- 8日以内にクーリングオフをする
- 日本訪問販売協会に問い合わせる
8日以内にクーリングオフをする
訪問販売や電話営業販売で、強引な営業、虚偽の説明による契約、または自身の不利益に繋がると気づかずに結んだ契約は、契約日から8日以内であれば一方的に解約できます。
これをクーリングオフと言い、悪質業者から消費者を守るための制度です。
相手側の同意の必要はなく、消費者側から一方的に契約を解除でき、違約金も発生しません。手付金を支払っている場合も、返還してもらえます。
クーリングオフの適用範囲は、訪問販売と電話営業販売ですが、路上での勧誘、ショッピングセンターでの呼び込みも訪問販売に含まれるので、クーリングオフが適用されます。
契約を解除したい場合、契約書を受け取った日から8日以内に、契約解除の意思を相手側に伝える必要があります。
証拠が残りやすいため、書面で伝えると良いでしょう。
以下の事項をはがきに記載し、契約を結んだ会社宛てに送付しましょう。
- 契約締結日(年月日で記載)
- 商品名
- 業者名(分かれば契約時の担当者、所属営業所、支店名も記載)
- 解約の意思表示(手付金を払っている場合は、速やかに返還を求める旨を講座情報とともに記載)
- 発信日
- 差出人名、住所
- クレジット会社名(クレジット払いの方のみ)
もし、クレジット払いで契約している場合は、上記事項を記入したはがきをもう1枚用意して、クレジット会社にも送付します。
日本訪問販売協会に問い合わせてみる
訪問販売で契約したが、クーリングオフが適用できるのか分からない場合は、日本訪問販売協会に問い合わせてみましょう。
訪問販売ホットラインが開設されていて、フリーダイヤルで相談を受け付けています。
消費者からの相談は消費生活アドバイザーの資格を持つ相談員が対応しているため、訪問販売について疑問や不明点がある場合は聞いてみると良いでしょう。
太陽光発電の訪問販売の手口についてよくある質問
太陽光発電の訪問販売の手口についてよくある質問をまとめました。
- 太陽光発電の悪質業者一覧はある?
- 太陽光発電の優良業者はどうやって探せばいい?
- 太陽光発電は元を取れるの?
- 太陽光発電の訪問販売を断ったら逆恨みされない?
太陽光発電の悪質業者一覧はある?
太陽光発電の悪質業者一覧として、実際に起こった事例や悪質業者の見分け方は、太陽光発電の悪質業者を一覧にして暴いてみた!騙されない方法も解説で紹介しています。
実際にあった悪質業者による事件、トラブルとして、「アイワイエコシステムズ」「ディーエスエス」「太陽住研」を挙げています。
太陽光発電の優良業者はどうやって探せばいい?
太陽光発電に特化した一括見積もりサイト「タイナビ」を利用しましょう。
お客様から一度でも苦情が入ると提携を打ち切るという、タイナビ独自の厳しい基準に基づいて、提携業者を選定しているので、安心して見積もりを依頼できます。
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太陽光発電は元を取れるの?
太陽光パネルの寿命は20〜30年で、一般的に約10年あれば、元を取れるように作られています。
太陽光発電の固定価格買取制度(FIT法)を使うと、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーで作られた電気を一定期間(家庭用であれば10年間)、国が決めた価格で電力会社が買い取ってくれます。
買い取り価格は年々下がっていますが、太陽光発電の普及に伴い、初期費用も下がってくるので、結局、10年程で元を取れるという点は変わらないでしょう。
電気代は岸田首相も2023年以降に2〜3割値上げすると表明しており、電気の自給自足ができる太陽光発電は長い目で見ると電気代削減効果があります。
また、停電に見舞われた時でも、太陽光エネルギーで発電し続けられる点は大きな安心材料となります。
太陽光発電の訪問販売を断ったら逆恨みされない?
訪問販売員は1日何件も各家庭を訪ねており、断られることも日常茶飯事のため、1件1件のことを細かく覚えていません。
だからこそ、高圧的に追い払う、大きな声で怒鳴る、訪問販売員を侮辱するなど、インパクトが強い対応があると逆恨みの対象となってしまいます。
しかし、感情的にならず、冷静に断れば訪問販売員の恨みを買うことはないので、安心して適切な対応をしましょう。
太陽光発電の訪問販売の手口-まとめ
本記事では、太陽光発電の訪問販売の手口を紹介いたしました。
- 太陽光発電の訪問販売はトラブルに発展しやすい上に、人件費も上乗せされて割高
- 営業がしつこい割に、太陽光発電の専門知識をあまり持ち合わせていない
- 断る際はなるべく対面せず、はっきり「要らないです」と意思を伝える
- 訪問販売で騙されて契約してしまっても、クーリングオフで8日以内に一方的な解約ができる
- 優良業者を探すには一括見積もりサイト「タイナビ」がおすすめ
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太陽光発電は総額100〜200万円の高額な商品、そして小さな施工ミスでも他人を巻き込む程の大きな問題に繋がってしまうため、業者選びは慎重に行わなければいけません。
訪問販売で口車に乗せられて何も調べずに購入するのは、リスクが大きすぎるので、面倒でも複数業者からの見積もりを取り、下調べをしっかり行った上で購入しましょう。