- 太陽光発電会社の悪質業者一覧
- 悪質な太陽光発電業者の特徴5選
- 悪質な太陽光発電業者に騙されない方法4選
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太陽光発電は人生の中でも高い買い物になるため、悪質業者に騙されてしまうと大きな損失が発生し、生活費2ヵ月分にものぼる可能性もあります。業者選びを間違えると7割が損するかもしれない議論も…
本記事では、実際に存在した悪質業者を公開し、詐欺の手口を紹介してどのような点に気をつければ詐欺に遭うことなく優良業者を選定することができるのか解説します。
本記事を読み終えることで、悪質業者に騙されることなく元を2~3年早く取れる太陽光発電の設置ができます。
以下の記事は太陽光発電業者をランキング形式でまとめています。辛口で業者を厳選しているので、失敗する確率を下げられるでしょう。
太陽光発電会社の悪質業者一覧

実際にあった太陽光発電の悪質業者による事件、やばいトラブルは以下の通りです。
- アイワイエコシステムズ
- ディエスエス
- 太陽住研
- A・LIKE
どのような詐欺事件なのか、一つ一つ説明していきます。
アイワイエコシステムズ

2013年11月、千葉県市原市の太陽光発電関連会社「アイワイエコシステムズ」において、住宅用太陽光発電装置の契約トラブルを起こし、詐欺の疑いで社長が逮捕されました。
「電気代が安くなり、余剰電力を売ることができる」「オール電化の設置料金は無料でサービス」と言葉巧みに騙し、5人から設置工事代約1250万円を騙し取ったという事件です。
2010年8月の会社設立から100件と契約を結び、完全に施工が終了したのが35件のみで、残りは部分施工、中には工事をまったく行っていないケースもありました。
参考:千葉日報
ディーエスエス

名古屋市北区に本社を置き、ソーラーパネルの販売を手がける「ディーエスエス」が2021年10月から太陽光発電設備の造成工事を行う中で、広範囲な山林伐採、無断で土地造成を行ったとして、南知多町の地元住民とトラブルに発展しました。
町への届け出が不要な小規模発電設備を109ヶ所建設する予定でしたが、住民からは反対意見が相次ぎ、2022年2月の住民説明会において計画を白紙撤回すると発表しました。
無断造成した土地の復旧、被害者との和解を進めていくとのことで、町長は愛知県と連携し、監視を続けています。
参考:朝日新聞デジタル
太陽住研

2008年8月に「太陽光発電とオール電化住宅に関するモニター商法」で太陽住研の関係者が2人逮捕、送検された事件です。
2008年7月〜8月にかけて、太陽光発電装置、オール電化の台所用品設置業者を装い、設置料金を騙し取った疑いがあります。
「今なら40万円値引き」「モニター料として5年間毎月35000円入る」と言葉巧みに誘導し、手付金、申込金名目で5回にかけて約300万円騙し取ったという事件です。
参考:ほっとメール
オール電化住宅と太陽光発電は本来相性が良く、同時に取り組むとより電気代を削減できます。
オール電化住宅とは、調理・給湯・冷暖房などに用いるエネルギーをすべて電気によって賄うシステムを備えた住宅のこと。
A・LIKE
株式会社A・LIKEは、2022年5月27日に消費者庁が特定取引法違反として9カ月間の業務停止命令を出しました。
- 太陽光パネルの設置によって売電収入から配当金がもらえるなどと告げる
- 太陽光パネルを設置させたものの、売電収入は支払わなかった
太陽光発電は売電収入を得られることをよく謳われていますが、「利益」を強調する業者ほど疑うべきです。おいしい話が自分だけによって来るわけがないことを念頭に置いておきましょう。

悪質な太陽光発電業者の特徴5選

エコや脱炭素のために太陽光発電を設置しようと考えている人が増える一方で、悪質業者による詐欺も横行するようになりました。
実は悪質業者には共通する特徴があります。
- 訪問販売をしてくる
- 資料や見積書を渡さない
- 太陽光を設置するメリットしか提示しない
- 契約を急かしてくる
- 見積もり、内訳を提示してくれない
- 投資家の名目で募集する
訪問販売をしてくる
訪問販売は太陽光発電の悪質業者が最も行う手口の1つになります。
「他社より安くします」「特別価格です」「モニターになると安くなります」など、やたら価格の安さをアピールしてくる業者には注意が必要です。
訪問販売は人件費がかかるため、インターネット販売等に比べるとどうしても割高になってしまいます。そのため、安いと言われても実際は相場より高いケースがほとんどです。
そして、訪問販売時によくあるケースとして、消費者の警戒心を解くために、目的を伝えずに訪問する場合があります。
例えば、「省エネについての調査」「日照について調べています」という切り口で話を進め、断りにくい雰囲気を作ったタイミングで勧誘を持ち出すのです。
はじめに目的を伝えない勧誘の仕方、実は違法であることを覚えておきましょう。
事業者は消費者に対して、
- 事業者の氏名
- 契約の締結について勧誘する目的であること
- 販売しようとする商品の種類
上記3つを必ず伝えなければならないと法律で定められています。
上記3つを伝えない勧誘行為は違法であり、不当な勧誘方法は特定商取引法の違反として業禁止命令や罰金処分の対象となります。
断れる自信のない方は、特定商取引法の話を持ち出して法律を味方にするとよいでしょう。
より具体的な太陽光発電の訪問販売の手口の公開や、騙されないための対策法は以下の記事で解説しています。
資料や見積書を渡さない
業者の方も、顧客が太陽光発電を導入する際には相見積もりを取って、他社と比較検討をする認識を持っています。
そのため、通常は名刺、資料、見積書をお渡ししますが、中には他社との比較検討をさせたくないためにこれらを渡さない悪質業者も存在します。 消費者側から提示を求めても、難色を示すような業者はお断りしましょう。
以下の記事では、実際に太陽光発電の見積もりを取った方の見積書を紹介しています。
太陽光発電を設置するメリットしか提示しない
電気代が安くなる、停電時の不安解消、環境に優しいなど、たくさんのメリットがある太陽光発電ですが、もちろんデメリットもあります。
初期費用がかかる、メンテナンスが必要、天候に左右されるなどが挙げられますが、悪質業者はこのようなデメリットを話さない傾向があります。
良心的な業者であれば、設置環境に応じたメリット、デメリットを話し、お客様に納得していただいた上で契約を結びます。
メリットばかりでデメリットを話さない業者は悪質業者、もしくは太陽光発電に関する知識が乏しい業者の可能性もあります。
契約を急かしてくる
「今日だけの特別価格」「モニター残り1組だけです」「他ではこの価格で買えない」などの文言を使って即決を迫ってくることがあります。
どんなに魅力的な契約だったとしても、その場で即決は絶対にしないでください。
提示された特別価格が実は相場より高いかもしれません。そして、人件費のかかる訪問販売や電話営業で他では買えない価格まで安くすることは不可能と言えるでしょう。
必ず複数業者に見積もりを依頼し、比較検討した方が、元が取りやすい設置ができます。
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見積もり、内訳を提示してくれない
太陽光発電設備の見積書は、総額のほか、細かい項目別の内訳が記載されています。
ただ、見積もりを出してくれない、出してくれたとしても、総額の記載のみという業者もあります。
内訳がない場合、どこかの項目で高く見積もっている可能性も考えられます。必ず総額とその内訳が記載されているか確認してください。
そもそも見積もりを出さない、内訳を出し渋る業者は、悪質業者を疑った方が良いでしょう。
投資家の名目で募集する
「利回り収入を得られる太陽光発電に投資してみたいか」などと投資家の名目で資金を募り、騙し取る事例も多くみられています。
先日太陽光発電事業への出資をめぐって4億2000万円を流用した疑いで、東京地検特捜部が投資会社代表の男を逮捕しました。
太陽光発電は売電収入こそ得られるものの基本的には電気代を安くするために使われる設備のため、大きな収入を得られることを謳う業者には注意しましょう。
悪質な太陽光発電業者に騙されない方法4選

太陽光発電で損をした、後悔をしたと感じるケースは、たいてい消費者側の知識不足や準備不足によって起こるものです。
悪質業者による詐欺の手法をいくつか紹介しましたが、騙されないためには何を心得ておくべきなのかを説明します。
- 実績が豊富か確認する
- 複数のメーカーから見積もりをとって検討する
- 自社施工のメーカーを選ぶ
- 補助金や売電などの専門知識があるか確認する
実績が豊富か確認する
まず、その業者の営業年数や施工実績を確認してみて下さい。
業者側も消費者がこれらを確認することを知っているので、ホームページに掲載していることが多いのですが、掲載がない場合は実際に電話や対面などで尋ねてみましょう。
大体1メーカーにつき、30〜40件ほどの施工実績があれば、イレギュラーな屋根の構造であっても柔軟に対応できます。または月7件以上の施工実績があるといいでしょう。
施工実績は良く確認しておく必要がありますが、実は意外と経験不足な業者と契約を結んでしまうケースはよくあるのです。
なぜなら、経験不足の会社は実績を残すことを重視するあまり、実現できるか分からないような魅力的な提案をしがちだからです。
施工不良からのトラブルは取り返しがつかない事態になってしまうので、太陽光発電をつけてよかったと思えるような業者選びをしましょう。
複数のメーカーから見積もりをとって検討する
たとえどんなに魅力的な提案であっても、1社だけの見積もりで契約してしまうのは危険です。
安いと言われて提示された価格でも、もしかしたら相場より高い価格かもしれません。
複数(できれば3件以上)見積もりをとれば大体の相場価格の把握ができ、悪質業者の嘘や矛盾点に気づけます。
見積り書を渡さず、他社との比較検討に難色を示す、あるいは即決を迫ってくる場合は、何か隠していたり、嘘をついていたりする可能性があります。
そのため、必ず複数の太陽光発電メーカーから見積もりをとって、比較検討することが大切です。
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自社施工の業者を選ぶ
太陽光発電の業者には販売店が設置工事も行う「自社施工」の業者と外部に工事を委託する「外注施工」の業者があります。
各種トラブルを未然に防ぐためには、自社施工の業者を選ぶ方が安心です。
外注施工は複数の業者が工事に携わるため、トラブルが生じた時の責任のなすりつけが発生する場合があり、自社だけの責任ではないので甘えが生じて手抜き工事に繋がってしまうケースもあり得ます。
自社施工の場合は外注施工と比べて、工事に対する責任感が強くなります。また工事を行った業者からアフターサービスを受けられる点も、長く使っていく上では安心です。
補助金や売電など、専門知識があるか確認する
業者とのやり取りの中で、疑問点や不明点があれば、積極的に聞いてみましょう。業者の知識レベルの確認にもなります。
悪質業者の場合、太陽光発電の知識より、営業トークの教育を重視して行う傾向があります。また、ブラック企業のため従業員の出入りが激しく、太陽光発電の知識を持ち合わせていない従業員ばかりで構成されている業者もあるのです。
質問をして言葉に詰まっている、あいまいな回答が多い場合は、別の業者を検討しましょう。
口コミ・評判の良い太陽光発電メーカー

口コミ・評判の良い太陽光発電メーカーを利用したい場合は、タイナビで優良業者を探すのがおすすめです。
タイナビは住居の情報をフォーマットに記入するだけで、複数社への一括見積もりができる便利な見積もりサイトです。
見積もり依頼後、タイナビと提携している複数社から連絡が届き、その後の業者とのやり取りで契約する業者を決めていく形になります。
タイナビは「信頼できる業者としか提携していない」との言葉通り、1度でも利用者からの苦情が入るとその業者は提携を解除されてしまいます。
そんな厳しい基準で業者を選定しているため、利用者にとっては安心と言えるでしょう。
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太陽光発電の悪質業者についてよくある質問
太陽光発電の悪質業者についてよくある質問についてまとめました。
- 太陽光発電は迷ったらどこに頼むべきですか?
- 太陽光発電を設置したら後悔しますか?
- 太陽光発電の訪問販売の手口は?
- 安い太陽光発電業者はやめたほうがいい?
太陽光発電は迷ったらどこに頼むべきですか?

太陽光発電の設置に迷ったら、まずタイナビで無料見積もりをするのがおすすめです。
というのも、優良業者を自力で選定するのは骨の折れる作業になるため、まずはタイナビで一括見積を行い、業者の中から優良業者を洗い出す方法が時短になり、安全です。
フォーマットに住居情報を入力するだけで手軽に複数社からの見積もりを取れる手軽さに加え、1度でもお客様からの苦情が入るとその業者との提携を解除するという厳しい基準のもと提携を行っています。
タイナビで一括見積もりを行い、相場を知った上でタイナビと提携していない業者に当たってみるのも良いかもしれません。
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太陽光発電を設置したら後悔しますか?

太陽光発電を設置して後悔したという意見もインターネットで多く見かけます。ただ、太陽光発電だけに限らず、後悔してしまう原因は知識不足や調査不足がほとんどです。
訪問販売で魅力的なプランを提示されたとしてもすぐに即決は避け、まずは自分なりに太陽光発電について調べて知識を得ておきましょう。
そして、複数社から見積もりを取り、少しでも違和感を感じたら自分で調べ、相違があった場合は契約しないようにするのが後悔しない方法になります。
太陽光発電を設置して後悔している人をまとめているので、あわせてお読みください。
太陽光発電には屋根に設置するだけでなく、車の屋根に利用するカーポートにも設置できます。
ソーラーカーポートは通常の太陽光発電と大差はありませんが、実際に設置した人が後悔しているかどうか、以下の記事で調査しています。
太陽光発電の訪問販売の手口は何ですか?
太陽光発電の訪問販売の手口は以下の通りです。
- 訪問時に勧誘目的であることを伝えない
- 即決を迫ってくる
「日照調査」「省エネ」などの会話で警戒心を解き、徐々に勧誘へと繋げていくケースです。嘘がばれては困るので、「安いのは今だけ」「モニター価格」と言ってその場で契約を迫るケースが多くなっています。
どちらのケースも悪質業者である可能性が高いため、はっきりお断りして別の業者に当たりましょう。
訪問販売全てが悪質業者とは限りませんが、訪問販売は人件費がかかる分、費用は高くなります。価格を重視したい方は訪問販売に最初から対応しないのも得策です。
安い太陽光発電業者はやめた方がいい?

一般的に太陽光発電の導入費用は1kWあたり25〜35万、家庭用5kWの設備だと125〜175万ほどかかってしまいます。高い価格を提示する業者に注意する一方で、安すぎる太陽光発電業者にも注意が必要です。
安いと業者に入るお金も少なくなります。利益を得るために、工事にかける人員の削減、時間短縮を行い、手抜き工事に繋がる可能性があるのです。
また、アフターサービスも削減されているかもしれません。
太陽光発電は買って終わりではなく、買ったあとも業者とのお付き合いは続きます。そのため、価格の安さだけで決めるのではなく、何か不具合が起きたときのアフターサービスは安心できるのかどうかを把握した上で業者を選びましょう。
相場を把握し、それより高い場合はなぜ高いのか、低い場合は、システム設計、工事、保障、アフターサービスに何か欠陥がないか調べる必要があります。
また設備の容量を低くすれば(kW数を減らせば)、費用を安くできます。その分発電量も下がり、売電収入や自家消費での電気代削減効果が薄れてしまいますが、一部の電気代を賄えればそれでいいという方は容量を低くして安くするのも良いでしょう。
太陽光発電を悪質業者に騙されないよう注意しよう
これから太陽光発電の更なる普及が予想され、それに伴い悪質業者も増えてくることが懸念されます。
太陽光発電だけでなく、日頃の生活で騙されないようにするためには、相手の言葉を鵜呑みにせず、自分で調べ、知識をつけることが必要となってきます。
- 悪質業者は訪問販売が多く、資料や見積書を渡さない
- 訪問販売に対して即決は控える
- 複数業者から見積もりをとる
- 業者の口コミや実績を調べる
太陽光発電設備は多くの場合、一生に1度の大きなお買い物です。そして、契約後も業者と長いお付き合いをします。
一生に1度の買い物で悪質業者に騙されてしまっては長期的な損失が大きくなってしまうため、必ず複数社から見積もりを取って相場を知っておきましょう。
