- 太陽光発電は元を取れるのか計算【シミュレーション】
- 太陽光発電の元を取るために必要な知識3選
- 太陽光発電の元を早く取るコツ3選
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太陽光発電の設置に迷っている理由として、元を取れるのかわからず購入に踏み切れない方も多いでしょう。太陽光発電は100万円ほどの費用がかかるため、元を取れないと約2ヵ月分の生活費を捨ててしまうことになります。
そこで本記事では、太陽光発電は元を取れるのか実際に計算式でシミュレーションし、実際に元を早く取れる業者を探す方法も紹介します。
太陽光発電は元を取れるのか計算【シミュレーション】
実際に太陽光発電は元が取れるのか、元が取れる場合は何年で取れるのかを計算します。
太陽光発電が何年で元を取れるかは、以下の公式に代入をすれば求められます。
投資回収年数 = (設置費用) ÷ (年間の発電収入+年間の電気料金削減)
- 投資回収年数:何年で元が取れるのか
- 設置費用:太陽光発電を導入するにあたってかかった費用
- 年間の電気料金削減:年間売電収入の15%にあたる
- 5kWの太陽光発電を130万円で設置
- 投資回収年数=設置費用:130万円 ÷ (年間の発電収入+年間の電気料金削減):19.5万円
- =6.666…
- 約6年半で投資金額の元が取れる
このように計算します。ただ、自分で計算をするには途中で複雑な計算が出てくるため大変です。
そのため、見積もりサイトにて条件を入力し、投資回収年数を計算するのがおすすめです。
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実際に見積もりを取った方の見積書はこちらの記事で紹介しています。元を取るまで25年かかる見積書も公開しています。
太陽光発電の元を取るにはこの3つを知るべき
一般的に、太陽光発電は10年で元が取れると言われています。ただ、これはあくまで一般的な数値であり、これから解説する諸々の値段によっても変動します。
太陽光発電にはさまざまな費用がかかる場合がありますが、主な費用を3つ紹介します。
- 太陽光発電の設置費用
- 売電価格
- 自家消費量
太陽光発電の設置費用
太陽光発電の設置費用は、ソーラーパネルを設置する範囲や枚数によって決まります。経済産業省によると、太陽光発電の設置費用は新築で2021年現在、1kwあたり平均28万円です。住居用は4kw〜6kwが多いので、1件に付き84万円〜140万円になります。
ですが、年々太陽光発電の設置費用は安くなっています。なぜなら売電価格が低下することで、同時に設置価格も低下する仕組みになっているからです。
今後はさらに価格が抑えられ、太陽光発電の元を取るのにかかる時間も短くなることが予想されます。
ソーラーパネルの費用は低くなっていますが、太陽光発電の設置費用にはそれ以外にも重要な項目があります。
- 工事の難易度
- 新築かリフォームか
工事の難易度
太陽光発電を設置する建物によって工事の難易度が変動し、価格も変わります。
ソーラーパネルを設置する方向の数や、屋根の材質による特殊な取り付け方法が使われる際には価格は高騰します。
経済産業省の資料では、太陽光発電の工事費用は1kwあたり6.6万円ですので、19.8万円〜33万円が目安です。
新築かリフォームか
リフォームで太陽光発電を設置する際にかかる費用は、新築に比べて高くなります。
新築の場合、設置費用が28万円ですが、リフォームの場合は平均30.2万円と少し高いです。
新築が安い理由は太陽光発電に合わせた電気配線や屋根で工事を行い、家の建設と同じタイミングで行うことから、手間が省けるという点が挙げられます。
売電価格
太陽光発電で生成した電気は、電力会社に売電できます。2022年現在の売電価格は以下の表です。
10kw未満 | 17円/kWh(税込) |
10kw~50kw | 11円/kWh(税込) |
50~250kw | 10円/kWh(税込) |
また、売買価格は年々減少傾向にあります。実際に2022年は売電価格が以下のように減少しています。
設置容量10kWh未満 | マイナス2円 |
設置容量10~50kWh未満 | マイナス1〜2円 |
売電価格は低下しているものの、設置価格も低下しているため、費用対効果に変化はありません。
自家消費量
売電価格は値下げしています。そのため、いかに自家消費量を賄える電力を発電できるかで、元を取れるのか変わります。
また、太陽光発電で蓄電池を充電しておくと夜の時間でも電気代を消費せずに住むので、蓄電池代のコストはかかりますが長期的には電気を貯められて節電につながるでしょう。
太陽光発電の元を早く取るコツ3選
太陽光発電の元を取るには、平均10年かかります。かなり長い年月なので、できればもっと短く元を取りたいですよね。そこで、太陽光発電の元を早く取るコツを3つ紹介します。
自治体の補助金を活用して設置する
最近では温室効果ガスの削減を目的とした補助金を、太陽光発電でも適応する地域も増えています。
ただ、今の補助金は太陽光発電と蓄電池を同時に設置した場合のみ適応されます。一見、返って損をするように見えますが、蓄電池を使えば夜でも気軽に電気が使えるため将来的には得になる可能性が高いです。
また、オール電化住宅は太陽光発電と相性が良く、太陽光発電とオール電化住宅の両方から補助金を受けられる可能性があり、お得に節電家庭を実現できます。
オール電化住宅とは、調理・給湯・冷暖房などに用いるエネルギーをすべて電気によって賄うシステムを備えた住宅のこと。
比較検討をして見積もりの安い業者を見つける
太陽光発電を導入する際には一社で検討するのではなく、複数の業者で比較し見積もりをすることが重要になります。
比較検討をしなければ、とても高額な金額で見積もられる可能性もあります。設置費用で損をすることがないように、比較検討をして複数の会社から見積もりをしてもらいましょう。
見積もりの安い業者を見つけるには、タイナビで一括見積をするのがおすすめです。
タイナビは住居の情報をフォーマットに記入するだけで、複数社への一括見積もりができる便利な見積もりサイトです。
タイナビは「信頼できる業者としか提携していない」との言葉通り、1度でも利用者からの苦情が入るとその業者は提携を解除されてしまいます。
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電気代の消費に使わずできるだけ売電する
太陽光発電で得た電気は電力会社に売電でき、「元を取るには売電しよう」という動きが多くみられます。
しかし、近年は売電価格が下落しているので、売電だけで太陽光発電の元を取るのは難しくなっています。
FIT価格で売電できる10年間は、売電を中心に行っていきましょう。
太陽光発電を設置するメリット4選
太陽光発電を設置することで得られるメリットは次の4つです。
- 環境に優しい
- 元が取れるので安心
- 自家消費で電気代を節約
- 屋根に設置するスペースがなくてもOK
- 蓄電池を一緒にすると補助金が出る
環境に優しい
太陽光発電はガスを使わず太陽光を使って発電するので、環境に優しいです。従来の発電には化石燃料を燃やす火力発電や、核融合によって発生するエネルギーを使う原子力発電があります。
しかし、どれも環境に優しいとは言えず、ずっと問題視されていました。一方で、太陽光は晴れているだけで発電できるため、環境へのダメージはありません。
元が取れるので安心
太陽光発電でよくある悩みが「太陽光発電はもとが取れない」こと。しかし、ここまでの内容の通り時間はかかるものの業者選びに失敗しなければ元を取れます。
元を取れない太陽光発電を設置してしまう原因には相場より高い価格で設置させる悪質業者から購入してしまうケースが多く、太陽光発電を設置して後悔している人も多くみられています。
自家消費で電気代を節約
太陽光で発電した電力を家で使うことで、電気代を支払うことなく電気を使えます。
最近ではロシアウクライナ問題によって化石燃料が高騰し、電気代も高くなっています。しかし、太陽光発電では廃用の光で発電を行うため、無料で電気を使っている状態になります。
経済が逼迫している中で、太陽光発電は救世主と言えそうです。実際、太陽光発電をつけてよかったと感じている方は猛暑が続いた2022年8月の昼間の電気代が無料になっています。
屋根に設置するスペースがなくてもOK
太陽光発電は通常は屋根に設置しますが、屋根に設置するスペースがない場合でもカーポート設置ができます。
ソーラーカーポートは通常の太陽光発電と同じように発電でき、実際に電気代が月6,000円安くなった方も見られています。
詳しい実例や、ソーラーカーポートの後悔しない設置方法は以下の記事で解説中です。
蓄電池を一緒に設置すると補助金が出る
2021年に、太陽光発電に対しての補助金が復活しました。補助金が降りる条件として、蓄電池も同時に設置する必要があります。
補助額は40,000円/kWhです。蓄電池も併設することで夜間も電気代を気にせずに電気を利用できるので、初期費用はかかるもののかなりお得だと言えます。
タイナビを利用すれば太陽光パネルと蓄電池の両方設置した際の見積もりも無料で取ることができるため、利用しない手はないでしょう。
太陽光発電の元は取れるのかについてよくある質問
太陽光発電の元を取るにあたってよく受ける質問に回答します。
- 太陽光発電のFIT制度が終了した10年後はどうなる?
- 設置費用が安い太陽光パネルは?
- 太陽光パネルと蓄電池をセットで設置しても元は取れる?
- 太陽光発電の寿命は?
- 2022年最新の売電価格は?
- 太陽光発電は7割は損するって聞いたけど…
太陽光発電のFIT制度が終了した10年後はどうなる?
FIT制度が終了する10年後でも、売買は可能です。ただ、FIT制度が終わると固定価格での買取が終わるので、かなりの格安で取引されます。そのため、大きな利益は見込めません。
しかも、売買価格も年々減少傾向なので、売買を目的にするよりは、自家消費量に着目して利用するのが得策です。
蓄電池を導入すれば夜間でも電気を気兼ねなく利用でき、高騰する電気代の節約にもなります。
設置費用が安い太陽光パネルは?
設置費用が安い太陽光パネルを探すには、タイナビで一括見積もりを行って安い業者を選ぶと良いでしょう。
タイナビではお客様の条件に合わせて最大5社が見積りを行うため、熾烈な価格競争が起き、格安な料金を提示してくれます。
タイナビの登録業者は1度でも苦情が入ると登録削除される仕組みになっているので、相場より高い価格で設置させる悪質業者は存在しません。
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太陽光パネルと蓄電池をセットで設置しても元は取れる?
太陽光パネルと蓄電池をセットで設置すると、少し時間はかかりますが元を取ることは可能です。国や自治体からの補助金も支給され、蓄電池を併用することでさらなる電気代の削減に役立ちます。
太陽光発電の寿命は?
太陽光発電の寿命は平均30年程度です。元を取るのに10年かかるとすれば、そのあとの20年間はお得な状態で活用できます。
ただ、太陽光発電は設置後も定期的にメンテナンスコストが発生するため、アフターサービスが充実している業者を選ぶ選択肢もあります。
アフターサービスが充実している業者の代表例は新日本住設があり、評判やアフターサービスの特徴は以下の記事で解説しています。
2022年最新の売電価格は?
2022年現在では、売電価格は以下の通りです。
10kw未満 | 17円/kWh(税込) |
10kw~50kw | 11円/kWh(税込) |
50~250kw | 10円/kWh(税込) |
また、2023年の売電価格は次の通りです。
10kW未満 | 16円/kWh (税込) |
10~50kW未満 | 10円/kWh(税込) |
50~250kW 未満 | 9.5円/kWh(税込) |
年々、売電価格は減少傾向にありますが、設置価格もあわせて低下しているため、±0と言えます。
太陽光発電は7割は損するって聞いたけど…
「太陽光発電は7割は損する」という内容は、2012年に書かれた週刊新潮の記事によるものです。
記事には「太陽光発電はメンテナンスしないと壊れるのに7割の人は行っていないから、損をする可能性が高い」という論拠が書かれていました。
太陽光発電は長年使っていると時に故障する場合がありますが、定期的に発電量をチェックして異変がないか調べればすぐに解決します。
太陽光発電は元が取れる-まとめ
太陽光発電は元が取れないと言われてきましたが、今では補助金も充実し十分に元が取れるようになっています。
- 太陽光発電の元は約10年で取れる仕組みになっている
- 悪質業者から設置してしまうと遅くなる可能性がある
- 元を早く取れる業者を探すにはタイナビで一括見積もりを取るのがおすすめ
\ 30秒で優良業者だけを探せる /
蓄電池も併置することで多くの補助金を獲得できるのでおすすめです。自分の地域の日当たりの良さ、災害の多さなど気候の面で利益を見込めると思ったら、設置を検討してみましょう。
太陽光発電を単体で設置するにしても、見積もりを取り優良業者から設置できれば相場より20~30%安く設置できる可能性があり、実際タイナビを利用して100万円安くなった事例もあります。