太陽光発電を迷っている方は設置するべき?気になる費用や効果などを解説

太陽光発電-迷ってる

太陽光発電を始めようか迷っているんだけど、節約になるの?

太陽光発電の費用や設置する注意点なども知りたいな。

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太陽光発電の設置は環境に良く、節電や収入源になると注目されています。

一方で、設置すると損をするという意見や、今後の発電量が低下するのではないかとの意見を知っていますか?

そこで本記事では、太陽光発電を設置するべきなのか、損はしないのか、真実を解説していきます。

太陽光発電の設置に迷っている-概要
  • 太陽光発電は設置するべき?
  • 太陽光発電を始める際の注意点2選
  • 太陽光発電の将来性はある?
  • 太陽光発電を行うメリット・デメリット
  • 太陽光発電の設置に迷っている方に関するよくある質問

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太陽光発電を迷っている方は設置するべき?

太陽光発電を設置するか迷っている方は、設置するべきです。理由は以下3点です。

太陽光発電に迷っている人が設置するべき理由
  • 電気代が浮く
  • 太陽光発電は地球温暖化の抑制効果がある
  • 寿命が長く元を取りやすい

電気代が浮く

太陽光発電-電気代の違い

太陽光発電で作られた電気は「自家消費」「余剰電力の売電」ができます。

現在、日本では主に火力発電で作られた電気を、電力会社から買っている場合が多いと思います。

しかし燃料費の高騰や不安定な国際情勢もあり、2022年より電気料金が右肩上がりに高くなっています。また、高くなっているのは電気使用料だけではありません。

電気代と一緒に徴収されている再生可能エネルギー促進賦課金も2030年までは上昇すると言われています。

再生可能エネルギー促進賦課金は、FIT制度(固定価格買取制度)での再生可能エネルギー普及のためのお金として使われているのですが、電気使用量と比例して高くなることが特徴です。

賦課金も含めた電気料金を抑えるには現状節電しかありません。

太陽光発電の設置費用は100万〜200万近くかかってしまうのですが、やはり電気代が高騰していく中で自家発電、自家消費できるメリットは大きいです。自家発電できれば、その分の電気代は無料に抑えることもできます。

さらに、蓄電池とともに使用すれば昼間に発電した電気を貯めておけます。

太陽の出ない夜間に使うも良し、悪天候時に使うも良しです。それでも余った電気は売電し、家計の収益になります。

太陽光発電設備+蓄電池を設置していると、災害で停電してしまった時でも貯まった電気を使うことができるので、ひとつの安心材料になります。電気代が浮くと同時に安心も手に入れられるのです。

太陽光発電は地球温暖化の抑止効果がある

太陽光発電は電気を作る過程でCO2をほとんど排出しない発電方法です。

地球温暖化はCO2をはじめとする温室効果ガスが原因であるとされているので、CO2の排出を抑えると結果的に地球温暖化の抑止に貢献しているといえるでしょう。

地球温暖化の現状とメカニズム

ここ数年、夏の厳しい暑さで温暖化を肌で感じてらっしゃる方も居るかと思いますが、1880年~2012年の間で平均気温が0.85℃上昇しており、今の地球表面は過去1400年で最も暖かいと言われています。

これにより、気温、海水温が上昇し、熱波や巨大台風、干ばつなどの気候変動、生態系の変化や農作物、水産物にも影響が及ぶようになりました。

地球温暖化の原因はCO2などの温室効果ガスと言われており、本来地球の表面から外に放出される熱を大気中に蓄積させてしまうのです。

蓄積された熱がまた地球の表面へと戻っていき、さまざまな温暖化現象を引き起こしています。

産業革命により急激な発展を遂げ、人々の生活は便利になりました。その一方で、化石燃料の使用や用地を確保するための森林伐採が行われています。

これらの繰り返しにより温室効果ガスが増加し、自然環境が乱れてしまいました。

地球温暖化の根本原因である温室効果ガスの排出を減らしていく必要があるので、CO2を多く排出していた火力発電からCO2をほとんど排出しない太陽光発電などの再生可能エネルギーに切り替えていくことは、地球温暖化の抑止に繋がります。

寿命が長く元を取りやすい

太陽光発電は元が取れる?

太陽光パネルの寿命は20〜30年であり、一度設置すると比較的長く使えて元が取りやすいです。

自家発電した電気に対しては電気料金がかからず、使い切れなかった分は売電して収入を得たり、蓄電池を使って電気を貯めたりできます。

電気代が高騰し、不安定な社会情勢でエネルギーの安定供給が保障されていない今だからこそ、初期費用(一般的な4kWの太陽光発電設備でおよそ80万~140万円)を投じて安心を得るという考え方もできるでしょう。

 kW:電力の単位で、1kW(キロワット)=1000W(ワット)

また、再生可能エネルギーで作られた電気を10年間、固定価格で価格で買い取ってくれるFIT制度もあり、元を取りやすいです。

2012年はFIT制度により、1kWhあたり40円で買い取ってもらえていたのですが2022年は17円まで下落しました。

kWh:消費電力量を表す単位。kWh(消費電力量)=kW(電力)×h(時間)で計算。1000Wの電子レンジを1時間使った場合、1kW(1000W)×1h=1kWhの消費電力量になります。

そのため、「今太陽光発電を始めるのは損だ!」という意見も見受けられます。買い取り価格だけを見るとそう思うかもしれません。

しかし、売電価格が低下した分、2012年当時より初期費用も下がっているのです。

さらに初期費用0円でできる太陽光発電や、設備のレンタルなどもあり、始めようという気持ちさえあれば気軽に始められるようなプランも出てきています。

一般的に10年ほどあれば初期費用を回収できると言われているので、たとえ途中でメンテナンスが必要になったとしても、電力会社にこのまま電気料金を払い続けるよりは得するのではないでしょうか。

電気料金の高騰を気にする必要がなく、さらに蓄電池に電気を貯めておけば災害時に電気を使えないという非常事態を回避できる「安心」が得られます。

中には元が取れずに損が発生して後悔している人もいますが、なぜ損をしてしまうのかは以下の記事で解説しています。

太陽光発電を始める際の注意点

これから太陽光発電を始めてみようと考えている方は、以下の注意点を抑えておく必要があります。

太陽光発電を始める際の注意点
  • 初期費用+維持費がかかる
  • 天候によって発電力が左右される

初期費用+維持費がかかる

太陽光発電を始める際は、以下の初期費用や維持費がかかります。

太陽光発電の費用
  • 太陽光パネル
  • パワーコンディショナー(太陽光発電で作られる電気は直流電力なので、家庭の電化製品で使うため交流電力に変換する装置)
  • 発電モニター
  • 接続箱(ケーブルを収納するための箱)
  • 架台(太陽光パネルを支える土台)

最低限これだけは揃えなければなりません。この他にメンテナンス費用もかかる場合があります。全て合算すると、1kWあたり25〜45万ほどになるでしょう。

10年で元を取るためには最低限4kWの発電設備が必要と言われているので、100〜180万円の高額な初期費用を投じる必要があります。

電気を溜めておくための蓄電池も購入しようと考えると、さらに90〜180万追加で必要です。

そして、3〜4年に1度の定期点検が推奨されているため、点検費用としておよそ3万円かかります。

パワーコンディショナーは20年に1度の交換が必要になり、費用が20万ほどとなっています。

また、太陽光発電は設置業者の中には悪質業者もおり、複数社で見積もりを取らないと相場より高い金額で設置されられてしまう可能性もあるのです。

ここまで聞いた方は、費用がかかりすぎて設置を見送ろうと感じた方も多いでしょう。

実は今、初期費用がまったくかからないプランや、太陽光発電の設備機器レンタルもあります。一定期間設置し、その後は無償譲渡などさまざまな導入方法が出てきています。

「太陽光発電を始めてみたい」と思った時の懐事情によって、どのように導入していくか考えてみるのが良いでしょう。

無料で見積もりを取れるサービスもあるため、まずは見積もりをしてどのくらい費用が掛かるのか目安を立てておくとおすすめです。

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天候によって発電力が左右されてしまう

太陽光発電は太陽光が当たることで電気を作り出す仕組みなので、天候によって太陽が出ない曇りや雨の日はどうしても発電効率が悪くなってしまいます。

晴れの日の発電量を100%とすると、曇りの日は40%程度、雨の日は20%程度まで落ち込んでしまいます。

ただ、曇りや雨での悪天候時でも、日中は夜のように真っ暗になることはありません。多少は太陽光が放出されているため、悪天候時の日中でも少しは発電が可能なのです。

発電量が少なくなる悪天候時は電力会社から電気を買って補いますが、蓄電池があると晴れの日に貯めた電気を使えます。

太陽光発電の将来性

太陽光発電の将来性ですが、国が推進している2050年カーボンニュートラルの達成には、再生可能エネルギーの最大限導入が欠かせません。

再生可能エネルギーの1つである太陽光発電は今後更に需要が高まってくるでしょう。具体的な太陽光発電の将来性は以下の通りです。

太陽光発電の将来性
  • 家庭の電気代は上昇する
  • 地球温暖化によって停電が増える
  • 太陽光パネルの発電コストが低下する

家庭の電気代は上昇する

今後、家庭の電気代は上昇する可能性が高いです。

私たちが電気料金として支払っている金額の内訳は以下の通りです。

電気料金として支払っている金額の内訳
  • 基本料金
  • 電力量1段~3段料金
  • 燃料費調整額
  • 再エネ発電促進賦課金

燃料費調整額とは、火力発電の燃料として使用される石油、石炭、天然ガスの価格の変動に応じて徴収される料金です。

これらの燃料は輸入に頼っているため、世界情勢によって価格が大きく変動します。

燃料価格が下がっているときは燃料費調整額も安くなり、逆に上がっている時は高くなるのです。

実際、ウクライナ侵攻による影響で2022年の燃料費調整額は高騰しています。この影響はしばらく続くと予測されています。

再エネ発電促進賦課金とは、固定価格買取制度(FIT)にて再生可能エネルギーで作られた電力を買い取る費用を賄うために、各家庭から徴収する料金のことです。

再生可能エネルギーの割合が拡大するほど買取料金も高くなるため、2030年までは再エネ賦課金は上がり続けると言われています。

これらに加えて消費税も今後上がる見通しなので、電気料金高騰の要因となってくるでしょう。

長期的に見て電気料金を削減できるのは、自給自足が可能な太陽光発電ということになります。

地球温暖化によって停電が増える

地球温暖化の影響で停電が増える

近年、地球温暖化が原因と思われる気象災害が頻発しています。

日本でも顕著なのが、夏の猛暑、大型台風、線状降水帯を伴う集中豪雨が見られています。

台風や豪雨の影響で停電被害を受ける世帯もあるでしょう。

そして、猛暑が続くとそれだけエアコン使用率が上がり、電力が逼迫するといった問題も出てきます。

今までにないほどの地球温暖化は今後私たちの予想し得ない事態が起こり、生活に影響を及ぼすこともあるでしょう。

停電をもたらす緊急事態が増えてくるかもしれない今だからこそ、太陽光発電や蓄電池の導入はひとつの安心材料になり得るでしょう。

太陽光パネルの発電コストが低下する

太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーは、これまで発電コストが高くなってしまうことがデメリットのひとつでした。

しかし今後は太陽光発電の普及、技術革新によって発電コストは徐々に下がっていくことが予想されています。

石炭火力発電原子力発電太陽光発電(事業用)太陽光発電(家庭用)
2020年発電コスト(円/kWh)12.511.5~12.9~17.7~
2030年発電コスト試算(円/kWh)13.6~22.411.7~8.2~11.88.7~14.9
出典:資源エネルギー庁

発電コストの見通しは上の表のとおりです。

2030年には各種発電の中でも太陽光の発電コストが最も低くなり、さらに設備費も今後下がっていく見込みのため、先々のことを考えると太陽光発電の導入を前向きに考えていくことをおすすめします。

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太陽光発電のメリット・デメリット

これから太陽光発電のシェアが大きくなると予想されていますが、太陽光発電にもメリット、デメリットがあります。

それぞれ紹介していきますので、太陽光発電を取り入れるに際して参考にしていただければと思います。

太陽光発電のメリット

太陽光発電のメリットは以下の通りです。

メリット
・電気代削減
・災害時に停電の心配がなくなる
・燃料枯渇の心配がない
・日本のエネルギー自給率向上

まず、第一のメリットは電気料金を安く抑えられる点です。

太陽光発電を導入し、自家発電ができるようになれば、電力会社から電気を購入する量が減ります。

2030年までは上がり続けると予想されている「再エネ賦課金」を払う必要もなく、使い切れなかった分の電気は電力会社に売却できるので、経済的なメリットは大きいです。

次に挙げられるメリットとして、災害が起こった時でも電気を使える点です。

災害によって太陽光パネルが破損していなければ引き続き自家発電でき、蓄電池を導入していれば貯まった電気をいつでも使えます。

電力逼迫で停電が起こるかもしれないと騒がれる中、そのような心配材料を減らすことができるのは大きなメリットです。

そして、太陽光発電は自然エネルギーのため枯渇の心配がありません。

現在主流となっている火力発電に使われる、石油、石炭、天然ガスは限りある資源のため、使い続けるといつかはなくなります。

またそれらは輸入に頼っているため、輸入が途絶えるような有事があるとたちまち国内のエネルギー供給に影響を及ぼします。

最近だと、ウクライナ侵攻でロシアに対する経済制裁としてロシア産の石油を禁輸という措置を取りました。

すると、日本でも電気料金が上がったり電力逼迫を招いたりといった事態を引き起こします。

太陽光発電は日本国内で発電可能なため、国内のエネルギー自給率が上がり、資源の枯渇の心配のない「持続可能な発電方法」といえるでしょう。

太陽光発電のデメリット

太陽光発電は今後も考えるとメリットがたくさんありますが、一方でデメリットもあります。

太陽光発電のデメリット
・発電量が天気に左右されやすい
・屋根への負担
・反射光トラブル

太陽光発電の最大のデメリットは「発電量が天気に左右されやすい」点です。

太陽の光を受けて発電を行っているので、曇りや雨の日は発電量がぐっと下がります。

雪がパネルに降り積もった日には、太陽が出ても全く発電できない状態になってしまうのです。

こういった時には、蓄電池に貯めてある電気を使うか、電力会社から電気を購入することになります。

そして、太陽光パネルは1枚15キロ〜20キロの重さがあるので、何枚も設置するとどうしても屋根への負担がかかってしまいます。

屋根が破損し、雨漏りの原因となってしまうこともあり、注意が必要です。

設置の際には、屋根の耐久性と太陽光パネルの重さのバランスも考える必要があるでしょう。

また、盲点になりがちなのが太陽光パネルの反射光問題です。

屋根に設置した太陽光パネルによって他の家に反射光が当たり、トラブルになるケースがあります。

設置の際に、しっかりシミュレーションをしておく必要があります。

太陽光発電の設置に迷っている方に関するよくある質問

太陽光発電の設置に迷っている方に関するよくある質問をまとめした。

太陽光発電の設置に迷っている方に関するよくある質問
  • 太陽光発電は蓄電池も同時に設置するべき?
  • 太陽光発電で損することはあるの?
  • 太陽光発電設備の寿命はどれくらい?
  • 太陽光発電を設置すると7割損するってほんと?
  • 太陽光発電は新築でも設置するべき?

太陽光発電は蓄電池も同時に設置するべき?

太陽光発電と同時に蓄電池を設置するかどうかは、太陽光発電で作られた電気をリアルタイムで使用したり、使い切れなかった分は売電したりするシンプルな使い方で良いという方であれば、特に必要ありません。

しかし発電した電気を貯めておいて、悪天候時や夜間にも使いたい、災害時も電気を使える安心を得たい、という方には必要な設備と言えるでしょう。

蓄電池も導入するとなると、ただでさえ高額な太陽光発電設備に100万〜300万上乗せすることになります。

蓄電池の設置について考えておくべきこと
  • 導入しようとする太陽光発電設備でどれくらいの電力を作ることができるのか?
  • 蓄電池にどれくらい溜めることができるのか?
  • 蓄電池を導入しなかった場合、太陽光での発電ができなくなる夜間、悪天候時に電力会社から賄う電気料金はいくらになるか?
  • 蓄電池の導入費用と電力会社から購入した電気料金、どちらが安く済むか?

こういった観点からシミュレーションをしっかりと行い、蓄電池を導入するメリットが上回っているならば、導入した方が良いでしょう。

太陽光発電で損することはあるの?

太陽光で損をするケースをいくつか紹介します。

  • 相場より高い費用で購入してしまい、初期費用の回収ができない

こういった事態を避けるには、契約前に複数の業者から相見積もりを取って適正価格を把握する必要があります。

高額な初期投資になるので、業者側も相見積もりを取ることは当たり前という認識をしていますが、契約を強要してきたり、相見積もりを拒否したりする業者は悪徳業者の可能性があります。

  • 発電シミュレーションより実際の発電量が少ない

そもそものシミュレーションが間違っていたり、発電量が少なくなる悪天候時のことを考慮していなかったケースもあります。

また、太陽光設備を売りたいがために、わざと発電量を高く見積もる悪徳業者も存在するのです。

一般的には1kWあたり1000〜1100kWhの発電量であることを覚えておき、一旦自分で計算してみましょう。これより随分と高い数値を提示された場合は虚偽の数字である可能性が高いです。

  • 設置工事の不具合

経験不足の業者と契約したことによる施工不良も起きています。

システム設計ミスにより、発電量が得られなかったり、最悪の場合、火災の原因を作ってしまう事態もあり得るのです。

こういったトラブルを防ぐために、業者の施工実績、設立年月日、会社が工事保険に入っているか調べてみましょう。直接業者に尋ねてみるのもおすすめです。

これらの情報を開示できない業者とは契約を避けた方が無難です。

  • 発電量低下を放置してしまった

太陽光パネルにホコリやゴミが溜まっていたり、故障箇所が生じていると、発電量が低下してしまいます。

発電量チェックを怠り、こういった状況を放置していると、初期費用が回収できない事態に陥るどころか、火災等を引き起こす危険性があります。

こまめに発電量をチェックし、急な低下がみられる場合は専門業者に対応をお願いしましょう。

太陽光発電設置で損をしてしまうケースをいくつか取り上げましたが、いずれも太陽光発電の知識をつけ、調査をしていれば防げた事例ばかりです。

太陽光発電だけでなく、さまざまな契約において事前知識がないと悪徳業者に騙されたり、丸め込まれたりする危険性があります。

太陽光発電設備の寿命はどれくらい?

一般的に太陽光発電設備の寿命は以下の通りです。

太陽光発電の寿命
  • 太陽光パネルの寿命:20〜30年
  • パワーコンディショナー:10〜15年
  • 蓄電池:15年〜20年
  • 売電メーター:10年ごとの交換が義務

太陽光発電を設置すると〇割が損する?

2012年週刊誌で「太陽光発電で7割損」という見出しの記事が掲載されたことをきっかけに、7割が損するというフレーズが広まっていきました。

発電量チェックやメンテナンスを行う人が3割しか居ないため、7割が損してしまうという内容とのことですが、推奨されているメンテナンスを怠ると損をしてしまう点においては、太陽光発電に限ったことではありません。

また、太陽光発電で損をした人の傾向として、「相場より高い初期費用」を払ってしまったことが挙げられます。

太陽光発電の相場を知らないがために、業者に高い費用を提示されてしまったケースもあるので、相見積もりをとってだいたいの相場の把握はしておかなければなりません。

少しでも初期費用を浮かせたいという方は自社施工の業者を検討してみましょう。

悪い噂ばかり話題になっているだけで、太陽光発電をつけてよかった方も多くいます。どんな人がつけてよかったと感じてリるのかは、以下の記事でまとめています。

太陽光発電は新築に設置するか迷っているんだけど、どうすればいい?

新築の住宅に太陽光発電設備を設置するメリット、デメリットをそれぞれ挙げていきます。

太陽光発電を新築の住宅に設置するメリット
・家の建設と一緒に設置工事ができるため、太陽光設置工事費用が安く済む
・支払いを住宅ローンに組み込むことができる
・太陽光発電設備設置を前提とした家づくりができる
太陽光発電を新築の住宅に設置するデメリット
・太陽光パネルや架台が家屋としてみなされ、固定資産税の課税対象になる
・太陽光発電に詳しいハウスメーカーや業者を探すことになるため、依頼業者が限られてしまう

実は新築住宅に設置された屋根と一体型の太陽光発電設備に関しては、固定資産税の課税対象となるのです。

後付けする場合は、取り外し可能な太陽光パネルを設置するため、これは課税対象にはなりません。

固定資産税がかからないようにするためには、取り外し可能な太陽光パネルを選択すると良いでしょう。

新築住宅に太陽光発電を設置する大きなメリットはやはり、太陽光発電を盛り込んだ家の設計ができることです。

後付けで設置しようと思うと、屋根への負荷がかかってしまったり、そもそも太陽光パネル設置に向かない屋根の形で、設置できなかったという事態もあり得ます。

また、太陽光発電専用ローン「ソーラーローン」があるのですが、住宅ローンに比べると金利は高いです。

太陽光発電設備を住宅ローンに組み込んで支払いができるのは助かるでしょう。

太陽光発電について迷っている人は資料請求をしてみよう

本記事では、太陽光発電に関して迷っている方の判断材料になる知識を提供しました。

太陽光発電の設置に迷っている-まとめ
  • 太陽光発電は今後の未来を考える上で設置するべき
  • 太陽光発電を始める際の注意点は費用や天候
  • 太陽光発電の将来性は地球温暖化の対策として有望
  • 太陽光発電のメリットは電気代の節約
  • 太陽光発電のデメリットは天候によって発電量が左右される

太陽光発電に関する知識をつけたら、次は太陽光発電設備を取り扱っている業者を調べ、ぜひ気になるところに資料請求をしてみて下さい。

大手の会社から太陽光発電専門の会社までたくさんあるので、1社だけで決めず、納得いくまで比較検討していきましょう!

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この記事を執筆したライターさん
大川さん
大川 沙耶香さん
  • SDGs関連の記事を執筆
  • Projectにて女性活躍に向けたSDGs活動も展開中
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