蓄電池って設置しても電気代は安くならないの?
蓄電池を設置しても電気代が安くならない人の原因は?
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蓄電池は電気を溜めて電気代を安くしたり停電に備えたりすることができる設備ですが、使用方法を間違えると電気代が安くならない場合があります。
ただ、間違えなければ確実に電気代を抑えられ、本記事では実際に蓄電池を使用して電気代を安くしている方を紹介します。
- 蓄電池を設置しても電気代が安くならないってホント?
- 蓄電池の設置で電気代が安くならない人の原因
- 蓄電池の失敗しない選び方
蓄電池を設置しても電気代が安くならない人の原因や元を早く取れる蓄電池の選び方なども解説しているので、読み終える頃には蓄電池で失敗しない知識が身に付くでしょう。
蓄電池を設置しても電気代が安くならないってホント?
蓄電池を設置しても電気代が安くならないことはなく、実際に電気代を安く抑えている人を紹介します。
電気代が半額に
上記の方は蓄電池を設置して電気代がいつもの半額になっています。半額にするための方法として、以下の手順を行っています。
- 朝に充電開始
- 夕夜間から放電
- 深夜の安いときに買電
- 朝に再び充電
蓄電池の最も一般的な使用方法であり、電気代を半額にしながら売電しているためさらに家庭への負担が小さくなります。
高騰した電気代の影響を受けない
2022年の春以降はロシアとウクライナ問題の影響や円安などの影響を受けて、日本は電気代が高騰していました。
しかし、蓄電池を設置していたことで前年同月比で4,000円ほど上昇していた電気代を打ち消せるほど電気代を節約できています。
関西電力によると、日本のエネルギー自給率はたった11%しかないので、経済状況やエネルギーの輸入状況が悪化すると日本の電気代は高騰してしまいます。
今後も日本の電気代高騰は避けられない場面が続くと予測されるため、影響を受けない蓄電池を設置するメリットは大きいでしょう。
EcoFlowでおしゃれでエコな生活太陽光発電と同時設置で月2,000円
上記の方は蓄電池と太陽光発電を同時に設置しており、電気代を月2,000円ほどに抑えられています。
太陽光発電が13,000円も電気代を削減しているため蓄電池を設置する必要はないと思うかもしれませんが、太陽光発電の電力はすぐに使わなければいけません。
蓄電池があれば発電した電力を自由に貯めることができ、電気代を最も削減できるタイミングで電力を使用できます。
蓄電池の設置で電気代が安くならない人の原因
蓄電池の設置では電気代が安くなる人がほとんどですが、中には安くならない方もいます。原因は主に以下の2つです。
- 蓄電池が家電製品の電圧に対応していない
- 夜間料金が安い電力プランを活用していない
蓄電池が家電製品の電圧に対応していない
家電製品は電圧が決められており、一般的な家電は100V、エアコンのような消費電力が大きい電力は200V必要になります。
購入した蓄電池が100Vまでしか対応できないと消費電力の大きいエアコンの電気代を削減できず、節電量が少なくなってしまうのです。
そのため、蓄電池は自宅に置いてある家電製品の電圧に対応するタイプを選ぶ必要があり、200Vあれば大半は対応できるでしょう。
夜間料金が安い電力プランを活用していない
蓄電池を設置する際は電気料金が安い夜間に電気を溜め、電気料金が高い朝に放電しますが、夜間料金が安い電力プランを活用しないと電気代を安くできません。
例えば東京電力のおトクなナイト8プランでは以下の料金体系になります。
- 23時~7時:12円
- 7時~23時:最初の90kWhまで24円
しかし、夜間料金があまり安くない電力プランを利用していると差額が少なくなり、蓄電池の恩恵を受けにくくなるため、夜間料金の安い電力プランを確認しておきましょう。
蓄電池の失敗しない選び方
- 相場より安い価格の蓄電池メーカーを選ぶ
- 寿命が長い蓄電池を選ぶ
- 充電完了までの時間
相場より安い価格の蓄電池メーカーを選ぶ
相場より高い価格の蓄電池を購入すると、当然ですが元を取れるまでの時間が長くなります。
蓄電池を相場より安い価格で設置するには見積もりサイトで最低3社以上の見積もりを取り、相場がどれくらいの価格なのか調べる必要があります。
相場より高い価格で設置させる悪質業者から購入してしまうと、元が取れなくなる可能性もあるのです。
ただ、1社ずつ見積もりを取るには手間や時間がかかり、そもそもどのメーカーから見積もりを取れば良いのかわからない方も多いでしょう。
そこでおすすめな方法が、見積もりサイトのタイナビを利用することです。タイナビは住居の情報をフォーマットに記入するだけで最大5社までの見積もりを一括で取ることができます。
住所の入力だけのためメーカーがわからなくても調べる必要がなく、登録メーカーは1度でも利用者から苦情が入ると登録削除される仕組みになっているので、安い価格で設置できる可能性が高い優良業者しかいません。
もちろん利用料は無料で1分あれば見積もりが取れるため、利用してみましょう。
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寿命が長い蓄電池を選ぶ
蓄電池の寿命は15〜20年ほどになっており、容量が大きくなると1回の充電で長時間使えるため寿命も長くなります。
容量が大きくなれば価格も高くなりますが、電力を貯められる量が増えたり長く売電できたりするため、結果お得になる場合が多くなります。
充電完了までの時間
蓄電池は容量が大きくなるほど充電完了までの時間が長くなり、充電完了の時間が早ければ早いほど性能が高いと言えます。
充電速度が早ければ貯めた電力を早く使用でき、災害が起きて急遽必要になったときにもフルパワーで使用できます。
充電速度が早い蓄電池を見つけるためにも、タイナビで複数社から見積もりを取り、性能を比較しておくと良いでしょう。
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蓄電池のメリットはない?【ぶっちゃけ】
蓄電池は度々メリットがないと批判されがちですが、以下2つのメリットがあります。
- 高騰する電気代を抑えられる
- 停電時に電気を使える
高騰する電気代を抑えられる
実際に高騰した電気代を抑えられた人がいるように、電気代は今後も続くであろう電気代高騰の影響を受けずに済みます。
ロシアウクライナ戦争の影響で東京電力の2022年5月の1カ月あたりの電気料金は8,505円になり、前年同月比では24.6%増、1年間で1,683円も値上がりしています。
参考:ガソリン・電気代も高騰。ロシア・ウクライナ情勢で懸念されるエネルギー問題
また、私たちが支払っている電気代の内訳の中には2030年まで高騰すると言われている「再生可能エネルギー割賦金」が含まれていることを知っていますか?
私たちは現在2つの電気代高騰に悩まされている状態であり、今後は蓄電池で電力を自家消費する需要が増加するでしょう。
停電時に電気を使える
政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書(2013〜2014年)によると、陸域と海上を合わせた世界平均地上気温は、1880年から2012年の期間に0.85℃上昇するほど地球温暖化が進行しています。
地球温暖化が進行すると災害が頻発するようになり、停電する確率も増加します。2022年時点で、すでに大型台風や夏の猛暑に苦しめられた人も多いはずです。
2019年9月に起こった千葉県房総半島を襲った台風では4日間の停電が起き、小さな子供を抱える家族にとっては子供の身の回りのお世話、子供のメンタル面など心配材料も多くなります。
地球温暖化が進行している現在はそのような場面に遭遇する可能性が高く、電力を貯めて置ける蓄電池の必要性は高まるでしょう。
地球温暖化の進行で必要性が高まるのは蓄電池だけではなく、太陽光発電も同様になります。
太陽光発電は蓄電池よりも価格が高いですが、多くの人がつけてよかったと感じており、蓄電池と両方を設置すると補助金がもらえるためおすすめです。
蓄電池の電気代についてよくある質問
- 蓄電池を買うべきか悩んでいる人はどうすればいい?
- 蓄電池は何年で元取れる?
- 蓄電池でどれくらい電気代は安くなる?
- 蓄電池は補助金もらえる?【2022年版】
- 蓄電池を設置した後のおすすめ電力プランは?
蓄電池を買うべきか悩んでいる人はどうすればいい?
蓄電池を買うべきか悩んでいる人は、まず見積もりサイトのタイナビで複数社から見積もりを取り、費用や削減できる電気代を確認しましょう。
災害が起きやすい地域に住む人や太陽光発電を設置している人は、蓄電池を設置しておく必要性が高いので、買うべきと言えます。
また、熱帯魚や爬虫類など、電力のある環境が必要になる生物を飼育している人も買うべきでしょう。
蓄電池は設置方法によっては後悔してしまう人もいるので、設置する前にどんなことが原因で後悔してしまうのか知っておきましょう。
蓄電池は何年で元取れる?
蓄電池は設置価格にもよりますが20年ほどで元を取れるようになっています。
ただ、悪質業者によって相場より高い価格で設置すると元を取れなくなる可能性があるため業者選びは慎重に行いましょう。
蓄電池は今後より価格が安くなるのでまだ設置するべきではないと言われている部分がありますが、待っている間に災害によって命を落とす可能性を考慮する必要があります。
そう考えると多少の価格よりも命を優先するべきでしょう。価格の低下を待たなくとも、見積もりを複数社から取れば価格が相場より安いメーカーを見つけられます。
蓄電池でどれくらい電気代は安くなる?
蓄電池でどれくらい電気代が安くなるかは家庭によって異なりますが、本記事で紹介した方々は以下のようになっています。
- 電気代が半額
- 月4,000円の削減
- 太陽光発電と同時設置で月2,000円の電気代で済んだ
また、蓄電池の設置は電気代を安くするだけでなく売電収入も得られます。そのため、家庭に及ぼす経済的メリットは大きなものとなります。
EcoFlowでおしゃれでエコな生活蓄電池は補助金もらえる?【2022年版】
蓄電池は2022年時点で「DER補助金」制度を設けており、金額は3.7万円 / kWhまたは設備・工事費の1/3になります。※どちらか低い方
ただ、補助金の対象になるには蓄電池と太陽光発電の両方を設置する必要があり、すでに太陽光発電を設置している方も対象となります。
国が設けている補助金制度の他にも各自治体によって補助金がもらえる場合もあるので、確認しておきましょう。
蓄電池を設置した後のおすすめ電力プランは?
蓄電池を設置した後は夜間電力の料金が安いプランに変える必要があり、大手電力会社であれば大差はありません。迷っている方は無難に東京電力の使用がおすすめです。
蓄電池を設置して電気代が安くならないのはウソ!
- 蓄電池を設置しても電気代が安くならないはウソ!
- 蓄電池の設置で電気代が安くならない人の原因は夜間料金が安い電力プランに契約していない
- 蓄電池の失敗しない選び方は見積もりサイトで相場より3社以上から比較検討する
- タイナビは最大5社から無料で一括見積もりを取れるのでおすすめ!
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蓄電池は電気代を安く抑えるための設備のため、間違った使い方をしなければ電気代が高くなることはありません。
電気代が安くならない場合は以下が主な原因と考えられるので、意識して設置しましょう。
- 蓄電池が家電製品の電圧に対応していない
- 夜間料金が安い電力プランを活用していない