- 蓄電池の設置で後悔した人と後悔していない人、それぞれの事例を紹介
- 蓄電池の設置で後悔しないためにやるべきこと3選
- 蓄電池を設置すべき人としないべき人
- 蓄電池の設置で後悔しないタイミングとは?
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本記事では蓄電池の購入で後悔している人、逆に後悔せずに蓄電池の恩恵を受けている人の事例を取り上げ、後悔しない蓄電池を設置するにはどのような設置方法を取れば良いのか解説します。
蓄電池は100〜250万ほどかかる大きな買い物ですが、選び方を間違えないことで相場より数十万円単位で安く設置することも可能です。
読み終える頃には蓄電池の設置で後悔している人の原因がわかり、失敗しない設置方法やそもそも必要なのかわかります。
蓄電池は後悔する?ブログで失敗した人の原因を2つ紹介
蓄電池を設置して後悔している人の実際の事例を取り上げ、なぜ後悔する事態に陥ってしまったのか説明していきます。
積層型蓄電池で後悔
海外製の蓄電池は日本製に比べると安価な傾向があります。
海外製であまりに安い製品は、内部に含まれているリチウムイオン電池が発火、爆発した事例もあるため、安全面を考えると注意が必要です。
海外製の蓄電池が全て悪いわけではないですが、保証も日本製の方が充実しており、何かあった時のアフターフォローがすぐに受けられるため、そういう面では日本製の方が安心です。
海外産で安全性が高い蓄電池は、テスラのパワーウォールが代表例です。140万円ほどで設置でき、防水防塵仕様となっているので天災に強い構造となっています。
相場より高い金額で設置して後悔
太陽光発電と蓄電池をセットで購入した場合、価格相場は250〜300万です。
この事例のように相場を把握せずに、蓄電池の悪質業者から高い価格で購入してしまい後悔するケースは後を絶ちません。
このケースでは相場の2倍以上の初期費用を払っているため、売電での全額回収は難しいでしょう。結果的に損をしたと言えます。
訪問販売での即決はせず、複数社からの見積もりを取り、相場価格を把握して購入すれば回避できた事例です。
蓄電池で後悔していない人の事例
蓄電池で後悔している人が居る一方で、後悔せずに蓄電池の恩恵を受けている人も居ます。
後悔していない人は蓄電池のどのようなメリットに満足しているのか、実際の声を紹介いたします。
月々の電気代が半額になる
太陽光発電だけの導入の場合、発電した電気を自家消費に充てられるのですが、余った電気を貯めておくことができません。
そのため、日光が当たらない夜間や悪天候時は電力会社から電気を買い取ることになります。
蓄電池があれば発電した電気を貯められるので、発電ができない夜間、悪天候時も自家消費でき、結果的に電気代が安くなります。
停電時にも電気が使える
蓄電池は災害等で停電した時に大きな効果を発揮します。
電気の復旧まで何日も要することがあり、何も備えがなければその間電気なしの不便な生活を強いられます。
真夏や真冬の気候が厳しい時であれば、電気なしの生活が命取りになってしまうかもしれません。
もし蓄電池があれば、停電時にも貯めた電気を利用できるので、1つの安心材料となります。
身内の避難所にできる
蓄電池があれば、災害時にも電気を使えるため、電気が使えず困っている身内の避難所として活用できます。
蓄電池は電気代が安くなる設備として見られがちですが、実は災害時の助けとなる場合が多くなります。
地球温暖化の進行で災害が増加することが予測される今後では、必要性は高いでしょう。
蓄電池で発生する費用一覧
蓄電池の購入で発生する費用は、本体価格+設置費用(本体取りつけ、配線工事)です。
本体価格は容量や販売店によって異なりますが50〜140万円、設置工事費用が20〜30万円ほどかかるのが一般的です。
蓄電池は高すぎる?安くする方法はあるの?
高価な蓄電池を少しでも安くする方法は以下の3つです。
- 相見積もりで相場を把握する
- 蓄電池補助金の活用
- kWh単価で比較
蓄電池は販売店によって価格の差があるため、必ず複数社の見積もりをとって相場を把握しましょう。
他社の見積もりを提示することで値引きに応じてくれる業者もあります。また、蓄電池は補助金が出ていて国からの補助金と地方自治体からの補助金の2種類あります。
どちらも予算が決められており、額に達したら締め切りとなってしまうため、補助金を活用したい場合は早めに行動しましょう。
機種、容量、金額が限定されている補助金制度もあり、販売業者からの申請が必要なものもあるので、業者に相談してみるのも良いでしょう。
そして、蓄電池は容量によって価格が変わります。例えば、4kWhで130万円、16kWhで250万円の蓄電池があるとします。
それぞれ1kWhあたりの価格を算出すると、4kWhのものは32万、16kWhのものは15万となり、総額は高くても大容量の製品を選ぶ方がお得なこともあります。
蓄電池の設置で後悔しないためにやるべきこと3選
蓄電池を設置するにあたり、後悔しないためにやるべきことを3つ紹介します。
- 見積もりサイトで安く設置できる業者を見つける
- 災害時にどれくらい使うか決めておく
- 深夜の電気代が安くなるプランに変えておく
見積もりサイトで安く設置できる業者を見つける
蓄電池の購入には、複数社から相見積もりをとって、価格の相場を知り、保証やアフターサービスについて比較して決めるのが一般的です。
業者を探して1社1社見積もりを依頼するのも良いですが、非常に手間も時間もかかります。
そんな時に便利なのが一括見積もりサイトです。中でもおすすめは「タイナビ蓄電池」です。
1度でも利用者からの苦情が入るとその業者は提携を解消されるという厳しい基準をクリアした優良企業とのみ提携しているので、利用者側にとって安心できるサイトになります。
災害時にどれくらい使うか決めておく
蓄電池が最も重宝するのは、災害などで停電が起きた時です。
家庭用蓄電池は容量が4〜16kWhと幅広く、容量によって価格が変わってくるのですが、消費電力の大きい電化製品を使っていると意外と早く蓄電池の電気が無くなってしまう事態も考えられます。
そこで、災害時に使用する電化製品や使用時間、消費電力を計算し、それに基づき蓄電池の容量を決めると良いでしょう。
消費電力量(kWh)=電化製品の消費電力(W)×時間(h)
例えば、100Wの照明、10Wのスマートフォン充電5台、150Wのテレビを10時間使用した場合の消費電力を計算すると
(100W+50W+150W) ×10時間=3000kWhとなり、3000kWhの蓄電池を購入する必要があります。
深夜の電気代が安くなるプランに変えておく
電気の需要が日中に比べると少なくなる深夜時間帯(23時〜翌朝7時)に、電気代が安くなるプランがあります。
これをうまく活用して、割安な深夜時間帯の電気を蓄電池に貯め、日中その電気を利用することで、電気代の大幅削減に繋がります。
例えば、4人家族の平均電気使用量で計算し、蓄電池がない場合(日中料金)、蓄電池がある場合(深夜時間帯の電力を貯めておく)、どれくらいの差になるか検証してみると
- 蓄電池がない場合、1日あたりの電気使用料は393.4円
- 蓄電池がある場合、1日あたりの電気使用料は207.8円
185.6円の差が発生し、1ヶ月換算すると5753.6円の差になりました。
電気代が割安になる深夜の電気を蓄電池に貯めることで、電気代削減ができるので、蓄電池を導入した際は、電気の契約プランを深夜時間帯に安くなるプランに見直すことをおすすめします。
蓄電池を設置すれば良いか迷っている人はどうすればいい?
蓄電池を設置すれば良いか迷っている人はどうすればいいのでしょうか?蓄電池は設置するべき人としないべき人を紹介します。
蓄電池を設置するべき人
- 昼間に電気を多く使う人
- 太陽光発電を設置している人
- 災害、停電に備えておきたい人
深夜の割安な電気を貯め、日中にそれを使用できることがメリットの1つなので、日中家に居て電気を使うことが多い子育て世帯やテレワーク勤務の方はメリットが大きいでしょう。
太陽光発電を設置している人にも蓄電池は大きなメリットをもたらします。
日中、太陽光発電で作られた電気を蓄電池に貯めておき、悪天候時や非常時に貯めた電気を使用できるため、蓄電池を保有するメリットが大きくなります。
蓄電池に貯めた電気は停電に見舞われた時も電気を使用できます。
停電時も非常用電源を確保できるという1つの安心材料を得ておきたい人にもおすすめです。
蓄電池を設置しないべき人
- 元々電気代が安い人
- 日中あまり家にいない人
- 蓄電池の設置スペースがない人
- キャンプ・バーベキュー用に電気を使用したい人
元々、電気代が安い人は、蓄電池による節約効果が小さいため設置する必要性は低くなります。
蓄電池は電気代の安い深夜時間帯の電気を貯め、日中に使用できることがメリットであり、日中あまり家にいない人はそのメリットが享受できません。
また、蓄電池はエアコン室外機1台分程の大きさで、50〜100kgの重量があります。
屋外に設置する場合、エアコン室外機が1〜2台置けるスペースの確保が必要になり、重量に耐えられるコンクリート土台を設置する工事も必要となってきます。
屋内に設置する場合でも、室外機1台分、重量に耐えられる床が必要なので、設置スペースが確保できない場合は蓄電池の設置を断念せざるを得ません。
キャンプやバーベキューのときに電気を使用したく、蓄電池とポータブル電源のどちらを購入すれば良いか迷っている人もいますが、その際はポータブル電源の方がおすすめです。買うべき理由は以下の記事でまとめています。
蓄電池の後悔しない設置タイミング
蓄電池を設置する際、後悔しない設置のタイミングがあります。
- 太陽光発電と同時に設置
- 新築住宅の購入と同時に設置
- 太陽光発電を設置してから10年後に設置
太陽光発電と同時に設置
太陽光発電と蓄電池を同時に設置することで、発電された電気を蓄電池に貯め、夜間や悪天候時に使えるため、電気代を大幅に節約できます。
太陽光発電だけの場合、太陽が出ていない時間帯、悪天候時には発電ができなくなってしまうため、電力会社から電気を購入して対処することになります。
蓄電池があれば電気の購入分が減るので、太陽光発電だけの設置より節電に大きく貢献します。
ただ、太陽光発電も蓄電池と同様に設置方法によっては後悔する場合があり、後悔した人を以下の記事で集めて原因を解説しています。
新築住宅の購入と同時に設置
住宅新築の際に蓄電池を購入すると、蓄電池購入費用を住宅ローンに組み込めるので、支払いが便利です。
さらに蓄電池補助金や、住宅ローン減税も受けられます。
蓄電池の置き場所も考慮して住宅の設計もできるため、新築住宅購入時に設置を検討するのも良いでしょう。
太陽光発電を設置してから10年後に設置
太陽光発電を設置後、発電した電気を一定価格で電力会社が買い取るFIT制度が10年間適用されます。
10年を過ぎると売電価格が低下するため、蓄電池を購入し、自家消費に充て電気代の節約として利用した方がお得になります。
蓄電池についてよくある質問
蓄電池についてよくある質問をまとめました。
- 蓄電池はどんな選び方をすればいい?
- 蓄電池は元を取れるの?
- 蓄電池はどの業者が1番安く良心的?
- 蓄電池で後悔しないために見積もりを取ろう
蓄電池はどんな選び方をすればいい?
蓄電池は大きく分けて3タイプの種類があります。
独立型 | ・電気代が低い夜間に蓄電し、日中に使用することで電気代節約・災害や停電時の非常用電源確保 |
連携型 | ・太陽光発電システムとの連携を前提としたタイプ |
EV対応型 | ・電気自動車への充電、放電可能 |
太陽光発電と一緒に使う場合は「連携型」、電気自動車の充電に使用したい場合は「EV対応型」、蓄電し、電気料金の節約、非常用電源として使用したい場合は「独立型」を選ぶと良いでしょう。
そして、蓄電池を選ぶ際に重要な4つのポイントがあります。
使用可能サイクル | ・蓄電池を0~100%まで充電し、使い切るまでを1サイクルとし、蓄電池が寿命を迎えるまで何サイクル使用できるか示したもの |
蓄電容量 | ・蓄電池に貯められる電気の量・容量が使用量が合っていないと、充電頻度が高くなり、寿命を縮めてしまう |
定格出力 | ・蓄電した電気を安全に出力できる電力量・数値が低いと一度に稼働できる機器の数量や種類が限られてしまう |
保証内容 | ・基本的には10~15年の保証がついているが、メーカーによって内容にバラつきがあるため、確認必須 |
上記4つのポイントを必ずチェックし、貯めた電気をどのように使用するか明確にした上で、ライフスタイルや目的に合った蓄電池を探すと良いでしょう。
蓄電池は元を取れるの?
蓄電池はそもそも元を取ったり、金銭的に得をしたりするような設備ではありません。
お金を出して「災害や停電時でも電気が使える」安心を買っていると思っていた方が良いでしょう。
基本的には元を取る設備ではありませんが、条件を組み合わせることによって元を取れる、もしくは初期費用の回収分が大きくなります。
- 太陽光発電システムと併用する
- 購入時最低3社は見積もりを取って比較する
- 補助金の活用
- 定期メンテナンスで寿命を延ばす
蓄電池で元を取れる可能性を高めるには太陽光発電と併用が必須条件になります。
夜間の安い電気を購入して日中に使用し、電気代を削減する使い方ももちろん効果的ですが、太陽光発電は電気を生みだすことができるため、経済効果は大きいです。
蓄電池はどの業者が1番安く良心的?
設置条件や目的によって、価格も最適な業者も変わってきます。
1つ言えることは訪問販売での購入は人件費が上乗せされるため、価格はどうしても高くなってしまいます。「他では買えないほど安いですよ。」と言った文言で購入を促しますが、訪問販売で他では買えないほど安くすることは不可能です。
契約時のトラブルも多発しているため、訪問販売での購入はおすすめしません。
蓄電池を設置する目的や条件に合う、良心的な業者を探すためにも、まずは最低3社からの見積もりを取ってみましょう。
蓄電池で後悔しないために見積もりを取ろう
- 蓄電池購入の際は複数社から見積もりを取って必ず相場を把握する
- 購入前の相見積もり、国や自治体からの補助金を活用して初期費用を安くできる
- 停電時にどれくらい電気を使用するか計算して蓄電池の容量を選ぶと良い
- 蓄電池を設置するならタイナビで無料の一括見積もりを取るのがおすすめ
\ 1分で優良業者を探せる /
蓄電池の購入で後悔しないためには、複数社からの見積もりを取って、相場を知り、蓄電池の機能や保証内容の比較を行うことが大切です。
複数社から見積もりを取るにあたって、おすすめなサイトが「タイナビ蓄電池」です。
1件でも苦情が入ると、その業者は提携を切られてしまうという厳しい条件をクリアした優良業者のみとの提携しているので、安心して利用できます。
見積もりを取りたいけど、悪質業者に当たったら怖いなと思っている方は、是非タイナビ蓄電池を利用してはいかがでしょうか。